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高峰三枝子特集

故・上原謙氏

ワイドショーを賑わせた上原謙の“38歳差婚”


82年に高峰三枝子と夫婦役で共演した国鉄(現JR)「フルムーン夫婦グリーンパス」CMが大きな反響を呼んだ。 私生活では、岩倉具視の曾孫でもある女優の小桜葉子と36年に結婚。ところが70年に妻が急逝、息子との共同事業が失敗し、莫大な負債を抱える。失意の中、友人に誘われて訪れた銀座のクラブで「オッチャン、踊ろうよ」と誘った女性が、大林だった。「明るい笑顔が私の心にしみ通るような爽快感を感じさせた」(…

慰問雑誌を飾った美貌のアイドルたち


表紙はモダンな美人画で、グラビアには原節子や高峰三枝子、田中絹代らがほほ笑む。そこには、「無事ご凱旋くださいます様に。私お迎へに参ります」「勇士の皆さまがたと国を同じくする私たちの幸福を感じます」など、兵士たちを鼓舞する、アイドルたちからの恋文のような慰問文も掲載された。 戦地の港に船が着き、日本からの荷物に慰問雑誌を見つけると、兵士たちからは「ウォー!」という歓声が沸き上がった。出版社には戦…

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連載9933回 今ふたたび昭和の名曲


『赤と黒のブルース』(詞・宮川哲夫 曲・吉田正 歌・鶴田浩二)『恍惚のブルース』(詞・川内康範 曲・浜口庫之助 歌・青江三奈)『伊勢佐木町ブルース』(詞・川内康範 曲・鈴木庸一 歌・青江三奈)『懐しのブルース』(詞・藤浦洸 曲・万城目正 歌・高峰三枝子)『あなたのブルース』(詞・藤本卓也 曲・藤本卓也 歌・矢吹健) 本場のブルースとはちがうが、その影響をうけて、この国にブルース歌謡というジャン…

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連載9904回 昭和歌謡は生きている


だが、かつての李香蘭や、高峰三枝子の存在感は圧倒的だった。あの軍歌や国民歌の全盛時代に『別れのブルース』や、股旅ものなどが世に送られていることは忘れがたい。 食うや食わずの生活の中で、若者たちが声をはりあげて、 〽山の淋しい湖に ひとりきたのも悲しい心 などと蛮声を張りあげてうたう。コーラスになっていないがさつな歌声である。 歌謡曲の定番である「さびしい」「悲しい」「別れ」「涙」などというのは、…

佐高信氏

【特別編】首相の背後霊の悪を見極める必要


甘粕によれば、東条は高峰三枝子の歌う「湖畔の宿」が好きで、首相官邸に高峰を呼んで歌わせたりしていたという。戦意を高揚させないとして禁止にした「湖畔の宿」を自分だけは楽しんでいたわけである。軍人の身勝手さの標本だろう。その東条がトップだったこともある関東軍は、ソ連(現ロシア)が攻めて来るや、真っ先に逃げ出した。満州映画の理事長として自殺した甘粕は、社員に旅費と生活費を配った後、次のような別れの挨…

77年の映画「女王蜂」で共演/(C)日刊ゲンダイ

萩尾みどりさん憧れる「岸恵子」 契機はメーク室での“助け舟”


この作品は横溝正史原作、主演は石坂浩二さん、ヒロインが中井貴恵さん、そして、脇を岸恵子さん、高峰三枝子さん、司葉子さんといった当時の日本映画界を代表する大女優が固め、市川崑監督がメガホンを取りました。テレビドラマ中心だった私にとっても、メジャー映画に初出演できた思い出深い作品です。 成城の東宝スタジオの化粧室に、早朝7時入りと言われ、私は6時50分にはドアの前に立っていました。新人らしく元気よ…

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