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山田洋次特集

休日は夫婦で昼から飲むことも

今だから語れる涙と笑いの酒人生

尾美としのり 二日酔いで山田洋次監督を“2時間”待たせた

映画「男はつらいよ」の撮影中で、渥美清さんや山田洋次監督を待たせて、柴又まで電車で向かいながら「ああ、これで役者の仕事もらえなくなるかな」と落ち込みました。逃げ出したいくらい。でも、みなさんに「大丈夫?」と優しく迎えてもらえましたが。 30代は、プロレスラーの忘年会に呼んでもらい、飲みすぎて2軒目でつぶれたことがありました。僕、プロレスラーになりたかったほどプロレス…

山田洋次氏は監督生活50年以上

「家族はつらいよ」がヒット 山田洋次監督に再び全盛期が

【大高宏雄「エンタメ最前線」】 山田洋次監督がとても元気だ。現在84歳。「母と暮せば」に続いて演出した「家族はつらいよ」がヒットしているのである。2週目にして、すでに興収8億円を突破。15億円以上が射程に入った。 今月、授賞式があった第39回日本アカデミー賞で、二宮和也が最優秀主演男優賞を受賞した「母と暮せば」は最終で19億円前後まで伸びるという。「家族はつらいよ」…

山田洋次監督(左)と前田吟

今あるのはあの人のおかげ

寅さん全作に出演…前田吟が山田洋次監督から得た“財産”

芸歴は52年になるが、下積み時代の前田さんを見いだしたのは映画監督の山田洋次さん(84)だった。 ◇ ◇ ◇ 私が役者として食えるようになったのは、なんといっても、松竹映画「男はつらいよ」シリーズに山田監督が抜擢してくれたからです。渥美清さん演じる寅次郎の妹さくらの夫、印刷工の諏訪博役として全48作に出演させていただき、それが大きな財産になっています。 第1作公開が…

映画『家族はつらいよ』公開直前イベント

名物記録係が語る「山田組はつらいよ」

山田洋次監督は20年ぶりに「喜劇のツボ」を蘇らせた

山田洋次監督の最新作「家族はつらいよ」(12日公開)は、「東京家族」(2013年)の主要キャスト8人とスタッフらが再集結して現代の家族像を描いた本格喜劇。撮影当時は、48作品に及ぶシリーズ化となった「寅さん」の現場を思い出させるような雰囲気もあったという。 ◇ ◇ ◇ 山田監督にとって20年ぶりの喜劇ですが、昔とったきねづかで「喜劇のツボ」みたいなものが蘇っているん…

撮影工程のすべてを把握し、山田洋次監督(左)にぴたりと張りつく

名物記録係が語る「山田組はつらいよ」

嫌でしかたなかった。山田洋次監督が怒鳴りまくるから

今週12日公開の映画「家族はつらいよ」は山田洋次監督(84)が20年ぶりに手がけた本格喜劇だ。これまで83作品もの映画を手がけてきた「山田組」は厳しい現場で知られる。 そんな張り詰めた場の雰囲気を和ませる“潤滑油”のような名物スタッフがひとり。山田組の重鎮で「記録(シートマン)」を務める鈴木敏夫氏(69)だ。 ◇ ◇ ◇ 「現場に入ってくれないかな」――。 山田監督…

蒼井優にとっての山田組は新たな経験の場

名物記録係が語る「山田組はつらいよ」

蒼井優が語る山田組の厳しさ「もう呼ばれないかと」

山田洋次監督(84)の最新作「家族はつらいよ」(12日公開)で3作品目の“山田組”参加となった女優の蒼井優(30)。山田組の重鎮で本作でシートマンを務めた“名物記録係”鈴木敏夫氏(69)と語る知られざる舞台裏とは――。 ◇ ◇ ◇ 鈴木 優ちゃんにとって山田組は「おとうと」(10年)、「東京家族」(13年)に続く3作目だよね。 蒼井 はい。前2作品とは違ってスタート…

『男はつらいよ 寅次郎恋歌』 DVD発売中 販売元:松竹(C) 1971 松竹株式会社

観ずに死ねるか

男はつらいよ寅次郎恋唄(1971年 山田洋次監督)

(森田健司)…

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観ずに死ねるか

母べえ(2008年 山田洋次監督)

(森田健司)…

山田洋次監督と武田鉄矢/(C)日刊ゲンダイ

高倉健インタビュー秘録

絶食して撮った冒頭のラーメン、カツ丼シーンの迫力

【幸せの黄色いハンカチ (1977年・松竹)】 寅さん映画のシリーズを監督した山田洋次が高倉健に出演してもらうために作った映画が「幸福の黄色いハンカチ」。山田監督のキャスティングで、渥美清も出演している。 原作はアメリカの作家ピート・ハミルのコラムから取ったもの。蛇足ではあるが、ピート・ハミルには友人だったフランク・シナトラを描いた「ザ・ヴォイス」という傑作ノンフィ…

日本人女性4人目の快挙/(C)日刊ゲンダイ

ベルリン映画祭で大金星 主演の松たか子を「食った」黒木華

山田洋次監督作品「小さいおうち」での演技が評価されたもの。左幸子(64年)、田中絹代(75年)、寺島しのぶ(10年)に次ぐ日本人女性4人目の快挙で、最年少というおまけ付きだ。 ■原作者も絶賛 直木賞を受賞した中島京子さんの同名小説が原作。受賞の第一報を聞いた著者本人は、「本当にすばらしいのひと言。黒木さんは劇中に出てくる古き良き日本女性の家事の所作ひとつひとつを丁…

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23歳で「山田組」入り ブレーク女優・黒木華の“実力”

25日に初日舞台挨拶が開かれた山田洋次監督最新作「小さいおうち」。松たか子(36)、黒木華(23)、妻夫木聡(33)、倍賞千恵子(72)、そして山田洋次監督(82)らそうそうたるメンバーが登壇した。 この作品は「第64回ベルリン国際映画祭」コンペティション部門に出品されることが決定。山田監督と黒木の参加が発表された。海外映画祭は初参加となる黒木は「どうしたらいいんや…

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流されゆく日々

連載10065回 今週読んだ本の中から

池田満寿夫さんも奉天の生まれだし、山田洋次監督も大連からの引揚者である。 旧満州からの帰国者では、満鉄、満映の関係者が戦後日本の経済、文化面で大活躍したことはよく知られている。 しかし、一方で引揚げのことを忘れよう忘れようと努力し、空しい努力を続けてきた大多数の人びとの心情に思いをはせないわけにはいかない。 最近の流行り言葉でいうなら、「サバイバーズ・ギルト」とでも…

今や大女優の風格

芸能界を生きる女のサバイバル術

母離れより影響大 宮沢りえの飛躍に坂東玉三郎の“父性”

帰国後の03年、「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)で第26回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。その後は野田秀樹や蜷川幸雄など、日本を代表する演出家の舞台でさらに女優として開花した。 ■希有な女形の父性に育てられた 「マネジャーだった母親と別れて、ロスで自分を見つめ直したことが転機」と前述の川内氏が指摘するが、その前に大きな影響を及ぼした坂東玉三郎を忘れてはなら…

人間が面白い

「私は女優」浅丘ルリ子著

巻末に「私にとっての女優・浅丘ルリ子」と題して、山田洋次へのインタビュー、高橋英樹、近藤正臣との対談が収録されている。親しい人との語り口に「下町の姉御」ぶりがのぞけて楽しい。(日本経済新聞出版社 1700円+税)…

ドキュメンタリー映画「健さん」

各国映画人が語る高倉健 映画「健さん」が迫る巨星の美学

山田洋次、降旗康男、梅宮辰夫、八名信夫をはじめ、マイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシ、ジョン・ウーといった海外の名優や名匠まで登場する。語りは中井貴一。 そして、極めつきはこのシーン。40年来の付き人であった西村泰治氏の息子の結婚式にサプライズで出席し、祝辞を述べる場面は高倉の人間力を垣間見せる。 劇場に足を運ぶ際は、大判のハンカチを忘れずに。…

写真はイメージ

55歳からのセカンドライフ講座

月5万円が「下流老人」と「悠々自適」を隔てる

「50過ぎてみろ、ビルの夜警くらいしかねぇんだぞ! 仕事よぉ!」 山田洋次監督の映画「息子」で、運送会社の運転手に扮した田中邦衛は「若ぇやつはいいよなあ」と愚痴った後、そう啖呵を切る。この作品が公開された1991年から25年、中高年の労働環境は厳しさを増すばかりだ。定年までこぎ着けても、子どものリストラや親の介護で板挟みになったり、頼みの年金では生活費に事欠き、食う…

インタビューに答える山本一郎監督

貯金崩して映画製作 50代サラリーマン山本一郎監督の決意

大島渚監督「御法度」(99年)ではアシスタントプロデューサー、山田洋次監督「たそがれ清兵衛」(02年)、「武士の一分」(06年)、「おとうと」(10年)や崔洋一監督「クイール」(04年)などにプロデューサーとして携わる。現在は同社メディア事業部所属。…

「きぼうのいえ」の施設長の山本雅基氏

「拝啓 孫正義様」 東京・山谷からの手紙

ホームレスの看取りに年間3650万円。きぼうはありますか?

映画「おとうと」(10年)のモデルになり、主演の吉永小百合と共に取材に来た山田洋次監督は「日本のスラム街にこんな所があるなんて」と驚きつつ、山本の活動に賛同し「男はつらいよ」全48作品のDVDをプレゼントしてくれたそうだ。 山田だけじゃない。孫正義に事業計画「ハートウェアタウン」への支援陳情書を送付するよう、口添えしたのは元大手新聞社の編集委員だというし、その陳情書…

「僕は通訳」と鈴木敏夫氏は語る

名物記録係が語る「山田組はつらいよ」

蒼井優 NGの時は「何が悪いのかさっぱり」だった

女優・蒼井優(30)にとって、山田洋次監督(84)の現場はこれまで培ってきた「芝居の型」をブチ壊す現場になったという。 ◇ ◇ ◇ 鈴木 優ちゃんは単館の映画でキャリアを積んできた女優さんだよね。 蒼井 はい。山田組に参加する前はリアリズムみたいなものを求められてきたんですけど、知らない世界って本当にたくさんあって。 鈴木 なるほど。山田監督の世界観ってどう考えてい…

女優の凄さを見せた吉永小百合

大ヒット 吉永小百合が「母と暮らせば」で見せた渾身演技

今年84歳の山田洋次監督、執念の映画化である。長崎に投下された原爆で亡くなった息子を思いやる母(吉永)のもとに、ある日突然、息子(二宮)が現れた。母は息子とかつての記憶の話を重ねながら、彼と束の間の逢瀬をもつ。 息子を思いやる母の気持ちの凄まじさを描いて、原爆への強い怒りがあふれ出るかのような作品だ。戦後70年の今年、日本映画界はこの「母と暮せば」を送り出したこと…

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