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北方謙三特集

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連載9874回 記憶のフィルムを廻して


選考終了後に、北方謙三さんから日本刀の話をきいた。途中から話にくわわられた平岩弓枝さんが、日本刀に関しておそろしく造詣が深くていらっしゃることにびっくりする。時代小説を書く作家としては当然のことだろうが、そもそも幼時から剣の稽古をされたというから、ただの知識ではない。剣豪北方謙三もたじたじという感じだった。 私の父親は、小倉師範の頃、いささか剣道で鳴らした男だったらしい。日本刀にも関心があったよ…

アサヒトラベルインターナショナルの福田叙久社長

【アサヒトラベルインターナショナル】福田叙久社長


いま福田さんの楽しみは、北方謙三の「大・水滸」の3部作シリーズ。「水滸伝」(19巻)、「楊令伝」(15巻)と続き、現在は「岳飛伝」の11巻まで発売中。約3カ月に1冊のペースで登場する新刊を求め、発売当日には必ず本屋に足を運ぶ。熱烈な水滸マニアだ。 「でも、すぐにページは開きません。私にとって本は、オンとオフのスイッチのようなもの。ニューヨークへの出張なら片道14時間くらい。時差もあって夜中の2…

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「十字路が見える」北方謙三著


(新潮社 1300円+税)…

「冒険の森へ 傑作小説大全」集英社から発刊


だったら、われわれ編集委員がこれまでの読書歴を出し合って、これだけ面白い小説がありますよ、と提示することで反転攻勢をかけようじゃないか、というコンセプトでこのアンソロジー集が編まれました」 逢坂剛、大沢在昌、船戸与一、夢枕獏氏とともに編集委員を務めた北方謙三氏は、月刊「小説すばる」5月号でこう語っている。 その徹底した“面白さ”へのこだわりは、第1巻「漂泊と流浪」の収録作品でもわかる。江戸川乱歩…

司馬遼太郎がダントツ

正月休みに必読? 企業の社長たちが愛読する本はコレだ


村上春樹、藤沢周平、北方謙三らが定番の人気だが、やはり司馬遼太郎が“強かった”。ほぼ4人に1人が名前を挙げた。中でも「坂の上の雲」が一番。 「軍事とビジネスは似ていると思う。限られた人とカネをどこに投入し、相手に勝つかという意味で」(オリックス生命・片岡一則社長) 「青雲の志が伝わってくる大好きな小説」(三菱UFJニコス・井上治夫社長) 2人とも3、4回は読み返している大ファンだ。 山本七平著…

ポッカサッポロフード&ビバレッジの國廣喜和武社長

【ポッカサッポロフード&ビバレッジ】國廣喜和武社長


サッポロビール本部長時代、お客さまから北方謙三さんの『水滸伝』を勧められました。北方作品は『楊家将』などは読んでいましたが、『水滸伝』のような架空の話は興味がなかった。ところが、これが実におもしろい。2カ月で19巻全部読み、北方作品がいっぺんに好きになった。 『楊令伝』15巻も一気に読みました。そして、やはり北方さんの『史記・武帝紀』を読んでいたころ、別のお客さまから『そして最後にヒトが残った…

三菱UFJニコスの井上治夫社長

【三菱UFJニコス】井上治夫社長


青臭いといわれるかもしれませんが、青雲の志が伝わってくる大好きな小説です」 池波正太郎、北方謙三、浅田次郎などの時代小説を読み続けるうち、哲学者・梅原猛の歴史書「隠された十字架―法隆寺論」にたどり着く。猛烈なインパクトだった。 「古代史の世界に次々と新説を打ち出す梅原さんはスゴイ。『隠された十字架』も法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮めるために建立されたというのです。ただ、古事記や日本書紀、万葉集などが…

大地を守る会の藤田和芳社長

【大地を守る会】藤田和芳社長


もうひとつが北方謙三氏の「水滸伝」です。三国志は最新刊が第17巻、「水滸伝」シリーズは今の「岳飛伝」まで五十数巻ありますから、かれこれ10年以上読み続けていることになります。以前読んだ、吉川英治氏の「三国志」とは視点が違っていて、諸葛孔明を意気地なしのように描いているのが興味深かったですね。 また、合肥戦で張遼が攻めてきたとき孫権らが「張遼来来!」と叫んで逃げたシーンが印象深くて、中国に行ったと…

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「晩夏光」池田久輝氏


「センチメンタリズムを描ききる力を感じた」(北方謙三氏)、「香港という街の匂いがひしひしと伝わってくる」(今野敏氏)など、選考委員であるハードボイルドの重鎮たちをうならせ、満場一致で決定したという。香港を舞台に描かれたハードボイルド群像劇だ。 「これまで、短編は何度か書いたことがありましたが、賞に応募しても落選していました。今回、1年ほどかけて書いた初めての長編小説を認めていただき、驚きとともに…

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