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翁長雄特集

「戦う民意」翁長雄志著


(KADOKAWA 1400円+税)…

時代に翻弄される「沖縄の底力」


かつて自民党の保守本流にありながら、いまや安倍政権と最も鋭く対峙して一歩も引かない翁長雄志・現沖縄県知事。その家系をたどり、その力の源泉を知ろうとする試みだ。 首里の琉球王朝に仕える下級士族だった翁長家の先祖。貧しいながらも誇り高く、農民に身を落としながらも孫の教育に熱心だった祖父。父は教師を務めた後、戦後は自民党から出馬して旧真和志市(のち那覇市に編入)の市長になった。革新政治の強い土地柄で保…

左から時計回りに三日月大造、翁長雄志、米山隆一、山口祥義

自民は知事選「5連敗」 民進党はこの結果を教訓にせよ!


2014年7月、滋賀県知事選は「卒原発」を掲げた三日月大造が当選し、同年11月の沖縄県知事選は「基地建設反対」を訴えた翁長雄志が、自民党系候補を破って勝利した。 つづいて2015年1月、「オスプレイ」「TPP」「玄海原発」が争点になった佐賀県知事選も、山口祥義が自民系候補を打ち破って勝利した。 さらに、2016年に入ると、7月に川内原発の再稼働に異を唱えた三反園訓が自民系候補に勝利して当選。そ…

判決後、怒りをにじませた翁長知事

「辺野古」司法判断で県敗訴も 翁長知事に“逆転シナリオ”


米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事が処分を撤回しないのは違法だとして、国が沖縄県を訴えた裁判。16日、福岡高裁那覇支部が出した判決は「翁長知事の対応は違法」というものだった。 辺野古移設をめぐる国と県との対立で、司法判断が出たのは初めて。だからこそ、福岡高裁の判決に注目が集まっていたのだが、多見谷寿郎裁判長は「普天間飛行場の被害を除…

沖縄県知事時代の仲井真氏

大成建設と仲井真前知事の深い関係


11月の知事選では現職の仲井真弘多が翁長雄志に敗れ、12月の総選挙では小選挙区で自民党の候補者がみな落選(比例復活当選)した。 言うまでもなく、いずれも争点は米軍普天間基地の辺野古移設。その是非を問う重要な選挙で、基地推進派が敗れてきたわけだが、その間隙を縫って基地の移設工事だけは進んだ。駆け込みで発注された準備工事を大成建設が受注しているという図だ。 ちなみにこの衆院選の渦中、地元の建設業者「…

定例会見をする民主党の岡田代表

辺野古基地問題 民主党に必要なのは過去を捨てる「君子豹変」


翁長雄志沖縄県知事が辺野古基地の埋め立て承認の取り消しに踏み切ったのに対して、国はその執行停止と無効を求める行政手続きに出た。 知事には、この取り消しが国との話し合い解決のきっかけにならないかという淡い期待もあったようだが、国は一切聞く耳持たずという強硬姿勢を示したので、もはや全面対決しかなくなった。 先週末に2泊3日で那覇を訪れて、辺野古基地阻止闘争の中心幹部や翁長県政を支える与党県議の主だっ…

翁長沖縄県知事に勝算アリ?

辺野古移設で国とガチンコ対決 沖縄が「勝利宣言」する日


取り消すべき瑕疵が認められた」と説明した翁長雄志知事。国は「法的瑕疵はない」(菅官房長官)と強気の姿勢だが、このガチンコ勝負、沖縄が「勝利宣言」を出す日は遠くない。 国の対抗手段は「公有水面埋立法」を所管する国交相に対し、行政不服審査法に基づく審査請求を行うとともに、裁決が出るまで取り消しの効力を止める執行停止を求める――ものだ。 「沖縄県は3月、辺野古の埋め立て工事をめぐって岩礁破砕許可の区域…

仲井真知事(左)の応援に駆けつけた菅官房長官

仲井真知事落選で消えた沖縄カジノ計画


ところが、周知のように肝心の知事選で、自民党の推す仲井真が翁長雄志に10万票の大差をつけられて惨敗。新知事に就任した翁長は、カジノ計画を白紙撤回したのである。 仲井真県政時代にカジノ構想を進めてきた県の観光政策課が説明してくれた。 「昨年秋の知事選の結果を受け、翁長新知事の下、県ではリゾート計画の基本方針を変更しました。この先、IR(カジノ)の導入に関する検討そのものを行わないこととしました。…

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マイナス思考よりプラス思考の恐ろしさ


沖縄・辺野古での米海兵隊新基地建設をめぐり菅義偉官房長官と会談し、政府を批判した翁長雄志県知事を難じて、〈(海兵隊の)移設が実現しない限り、普天間飛行場の危険な現状が継続する。沖縄県内にも一定の容認論がある辺野古移設を追求することこそが「政治」の役割ではないか〉と。 普天間も他の米軍基地も、本はといえば「銃剣とブルドーザー」による強制接収で奪われた土地だと訴えた知事をとことん軽んじた。これでは「…

ワシントンのプロは「極めて新鮮に響いた」と言う

大メディアが報じない翁長訪米の本当の成果


翁長雄志沖縄県知事らのハワイ、ワシントン訪問については、まだ県自身が総括的な報告を発表していない。それもあって、沖縄のメディアは「一定の成果があった」と言うのに対して本土のメディアは「大した成果はなかった」という感じで報じていて、どうも本当のところは見えてこない。が、ワシントンで取材に当たった、日米関係に詳しい旧知の米国人ジャーナリストや日本人特派員などに聞くと、意外なほど翁長訪米の評価は高かっ…

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