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井上学特集

10億円赤字拡大 「ブックオフ」852店舗は資源か重荷か


経済ジャーナリストの井上学氏はこう言う。 「ネット販売のアマゾンが本を扱いだしたころは新しい本が中心で、ブックオフは“無傷”でした。今、アマゾンは、全国の古本屋と提携し、古本のラインアップも充実してきている。リアルな店舗で古本を売買する時代ではなくなってきているのです。ブックオフの全国の店舗は、他社にはない経営資源であると同時に、重荷にもなります」 こうなると、本業の不振を、ビジネスモデルの移…

平林氏は名物社長だったが

突然の社長交代 HIS創業者・澤田氏の再登板は吉と出るか


HISの業績も悪くない」(経済ジャーナリストの井上学氏) HISの業績は堅調だ。15年10月期は、売上高5374億円、営業利益200億円は5期連続の過去最高。今期(16年度10月期)は売上高5350億円、営業利益190億円で前期より微減で、一服感はあるが、悪くない数字だろう。 なぜ、この時期、名物社長だった平林氏は降格されたのか。 「短期的にはインバウンド(訪日旅行)も一息ついていて、厳しい環境…

三菱自動車の益子社長(右)と同社会長を兼務することになったゴーンCEO

3社トップ兼務のゴーン社長 三菱自にどう切り込むのか?


突破力があるのはフランス人で、共同CEOもフランス人でもよかったが、さすがに日本人を起用しましたね」(経済ジャーナリスト・井上学氏) 西川氏はゴーン氏を脅かす存在感がある人ではなさそうだ。 ゴーン氏は20日の会見で、三菱自動車が日産の傘下に入ることで、世界第3位の自動車グループになることを宣言したが、「日産への注意をそらさない」と説明した。共同CEO設置でゴーン氏は三菱自動車にどのように関わって…

してやったり?(左から日産・ゴーン社長と三菱自・益子会長)

三菱自を電撃救済 日産ゴーン社長に「自作自演か」の声も


今回の騒動は、三菱自を手に入れるため、ゴーン社長が自作自演したのではないか、なんていう見方も業界内で飛び出しています」(経済ジャーナリストの井上学氏) 最強ともいわれる三菱グループは、三菱自に不祥事が相次いでも、本来なら見捨てるわけはない。だが、グループの中心である三菱重工は客船事業で巨額損失を出し、三菱商事も資源ビジネスの損失で最終赤字に転落した。現状を見る限り、三菱自を救う体力は残っていない…

買い叩かれるのか?(右が三菱自動車の相川社長)

燃費不正の三菱自動車 “身売り先”に浮上する本命と大穴


エンジンを買っているのは、中国最大の民営自動車会社の長城汽車、中国3大メーカーの一角を占める東風汽車、それに準大手の北京汽車です」(ジャーナリストの井上学氏) 中国企業は東芝の家電部門を買収するなど、日本企業の獲得に熱心なだけに、「開発部門を持ち、中国企業に比べれば技術力のある三菱自は魅力かもしれません」(井上学氏)という。 ■EV開発では先駆企業 意外な外国企業が名乗りを上げる可能性もある。デ…

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新CMが依然炎上中…スバル車の売れ行きは大丈夫なのか


経済ジャーナリストの井上学氏はこう言う。 「このCMに対する意見は評価が分かれています。サーフィン妻といわれる女性陣からは、『夫を一人で冬の海に行かせたら危ない』とか、『サーフィン直後の運転は危険』『ほのぼの家族でしょう』など理解を示す意見も出ています」 炎上騒ぎで、クルマが売れなくなる心配はないのか。 「そもそもスバルは男性に人気のメーカーなので、CMの影響で売れ行きが落ちる心配はないでしょ…

あくまで強気の高田社長

【タカタ】自動車各社は「今は使わない」と言っただけ


ただし、タカタ製品を『今は使わない』と言っただけで、今後一切使わないとは言っていないのです」(経済ジャーナリストの井上学氏) タカタの主要取引先は、日本の自動車メーカーに加え独フォルクスワーゲン、米フォード、米GM、ルノー日産など世界を代表するメーカーが並ぶ。 「タカタのビジネスはBtoB(企業と企業)が基本です。エアバッグにしても、メーカーや車種ごとに仕様が異なるので、完成車メーカーと共同で開…

安倍首相と豊田章男社長

トヨタ4年ぶり首位陥落…鮮明になった消費増税の重いツケ


経済ジャーナリストの井上学氏が言う。 「トヨタの首位陥落は、今の日本経済を象徴しています。“若者の車離れ”が言われて久しいですが、それは20~30代の非正規雇用が増え、所得が伸びないからです。もともと、“ぜいたく品”である車やバイクを買い控える傾向が強まっていましたが、消費増税がトドメとなりました。彼らにとっては、薄型テレビもパソコンも外食もすべてぜいたく品です。遠からず、多くの電機メーカーや…

“水増し”指令(左から西田、田中、佐々木氏)

逮捕者の可能性も “水増し会計”東芝に囁かれる「解体」危機


東芝としては、原子力部門は強みであり残したいでしょうが、銀行が『原子力もこの先どうなるかわからない』と判断すれば、本体から切り離すこともありえます」(経済ジャーナリストの井上学氏) さらに、「上場廃止」に追い込まれる可能性もゼロじゃない。東芝と同じ規模の2000億円の粉飾決算を行ったカネボウは05年、上場廃止になっているのだ。 「やっていることは明らかに粉飾で、今後大変な問題になると思います。基…

この頃から対立表面化(左から西田氏、田中氏、佐々木氏)

醜い内紛に東芝社員ウンザリ 西田相談役一派は辞めないのか


そもそも仲が良ければ、佐々木氏も出身母体の業績を良く見せる必要はなく、西田氏に相談もできたはずです」(経済ジャーナリストの井上学氏) 西田氏としては、今回の問題に乗じて、佐々木氏を追い出せてニンマリかもしれないが、巻き込まれた社員はたまったもんじゃない。東芝が主要取引銀行に対して要請する融資枠の金額は、最大で7000億円規模にもなるといわれる。この支援を受けるためには、それなりの“血”が流れるの…

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