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伊藤若冲特集

写真はイメージ

欧米で広まる自主退職 人生設計もグローバル化に


書籍「55歳からの生き方を見つける! 年金じゃ足りない収入を得る仕事100」(KADOKAWA)の編集長、石井強詞氏(56)は江戸中期の絵師、伊藤若冲の名前を挙げて、こう言う。 「ことしが生誕300年ということもあるでしょうけれど、若冲の展覧会や美術展がどこも黒山の人だかりということに注目しています。若冲は23歳で京都の青物問屋を継いだものの、40歳で家督を弟に譲り隠居。それから独学で好きな絵…

「日本おとぼけ絵画史」金子信久著


有名な「動植綵絵」のようにリアルを極めた画風で知られる画家・伊藤若冲も、伏見人形の布袋を描いた「伏見人形図」のように子供のパステル画のようなほのぼのとした作風の作品を残している。 他にも歌舞伎の名場面を演じる役者を描いた大坂の画家・耳鳥斎の画集「絵本水也空」のギャグマンガの登場人物たちのような絵や、愛くるしさやおかしみとは異なり「苦み」を感じさせる祇園井特の「美人図」や岸駒の「寒山拾得図」など…

「ビジュアル版 日本の妖怪百科」岩井宏實監修


その他、河鍋暁斎や伊藤若冲など、巨匠たちの妖怪画も多数収録され、美術的な楽しみ方もできる。 妖怪たちの「常識では割り切れない不思議な世界」が、ストレス社会に生きる読者にひとときの逃避と安らぎをもたらしてくれるにちがいない。(河出書房新社 3800円+税)…

「我れ、美に殉ず」小嵐九八郎著


伊藤若冲は青物問屋から絵師に転身、生きとし生けるものを描き続けた。浦上玉堂は武士を捨て、七弦琴と絵筆を携えて諸国を放浪。 彼らはなぜ、地位や家業を捨ててまで絵筆一本に懸けたのか。作者は絵師たちの心の内に入り込み、その激しい揺れと微妙なひだを描き出す。彼らは時に「あ、おーん」と嘆き、「うっ、う……む」と苦悶し、「うん、ふふっ」と膝を打つ。絵師の業の凄みが生々しく迫ってくる。 (講談社 1900円)…

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「潮鳴り」が話題 葉室麟氏に聞く


「日本画の中にある日本人のDNAに訴える心情が好きで、よく日本画を見に行くのですが、今年、東日本大震災復興支援の伊藤若冲ら江戸絵師の絵画展が仙台であったので見に行ったのです。その際に東北の海岸に立って潮鳴りを聞いたとき、本書のシーンと重なるものがありました。波の音は時には怨念のように、時には人生に対する呼びかけのようにも思えてきます」 前作「蜩ノ記」では10年後の切腹を命じられた男を描いたが、…

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