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斎藤満特集

写真はイメージ

実質賃金「24カ月ぶりプラス」に重大盲点 下方修正の可能性も

「数字を押し上げたのは臨時給与の大幅な伸びがあったからで、基本給でみれば賃金の伸びは物価上昇率に追いつかずマイナスです」(経済評論家・斎藤満氏) 実質賃金のデータは、厚労省の毎月勤労統計で発表されるが、この統計の「賃金」には「決まって支給する給与(基本給や残業代など)」と「特別に支払われた給与(ボーナスなど)」の項目があり、後者が前年比14.9%増となり、全体の数…

足元はグラグラ

米FRB利上げが引き金に 中国マーケット大暴落の“Xデー”

経済評論家の斎藤満氏は言う。 「2度の大暴落を経験した中国の株式市場は、売り注文に制限が掛かる管理相場のため、めったなことでは急落しません。むしろトランプ相場でリスクが高まっているのは、不動産マーケットです。自由な売買ができない株式市場から不動産に投資マネーが流れ込んでいる。人民元だけでなく、米ドルや香港ドル建てで多額の借り入れをした投機筋や個人投資家が買い漁った…

大統領就任式はもうすぐ

日本にも重大影響 これがトランプ政権の「10大リスク」だ

しかし現実は逆で、「中国は資本流出を抑えるため、外貨準備を使って為替介入をしてまで、人民元の下落を食い止めようとしている」(経済評論家・斎藤満氏)。人民元の先行き不安で中国経済が悪化すれば、日本企業も巻き込まれる。 (3)ドル安転換 米国の製造業保護の観点から、トランプは現状のドル高容認を一転させる可能性がある。日本は「ゼロ金利で円安誘導」と批判され、円高が加速。 …

安全な食品を選べない

波乱の米大統領選 日本はどうなる?

米国と同様の景気対策“強要”で…扶養控除廃止&年金カット

悪化する財政を国民一人一人がカバーさせられる構図になります」(斎藤満氏) 米国のプレッシャーは食卓にも及ぶ。今のところクリントンは「多くの懸念がある」とTPPに反対しているが、最後は賛成に回るだろうと考えられている。「TPPを推進しているのは、クリントン氏を支持する国際金融資本。彼らはTPPによって他国の市場に進出し、自らの利益を増大させようと狙っている。そうした意…

高いゲタを履いた株価

巻頭特集

年金損失桁外れ 日銀の爆買いなければ株は14000円

経済評論家の斎藤満氏に解説してもらった。 「安倍政権になって2013年以降、株式と為替の連動が色濃くなりました。外国人投資家がアベノミクスを利用して日本株を買い、為替ヘッジで円を売るようになったからですが、その連動から見ると、確かに1ドル=101円の時の株価は1万4000円台でした。その後、1ドル=125円時の株価2万700円をピークに、再び円高になり株価は下落して…

EU残留を訴えるキャメロン首相

巻頭特集

来週末は地獄絵? 英EU離脱ショックと選挙への重大影響

あっという間に欧州全体に不況の波が広がっていくはずです」(経済評論家・広瀬嘉夫氏) 経済評論家の斎藤満氏はこう見る。 「EUからの離脱は、初めてのケースだけに、なにが起こるか分からない怖さがある。しかも、イギリスはかつての覇権国であり、EUの中心です。離脱した時、欧州各国に与える心理的なインパクトは大きい。不安が強くなれば、消費も投資も落ち込んでいく。ロンドンは世界…

5日の駐日アラブ外交団主催のアラブ・ウィーク・レセプションに出席した安倍首相

巻頭特集

すべてが元の木阿弥となった アホノミクスの恐ろしい今後

■為替相場は1ドル85円台に戻る 経済評論家の斎藤満氏は「アベノミクスの発想そのものが間違っていた」と言い、こう続ける。 「この3年間、日銀はマネーをジャブジャブにしてきましたが、結局、銀行の資金が回り回って日銀の金庫にブタ積みされてきただけです。本来は投資や貸し出しに回るはずのカネが、そのまま金庫に眠っているのだから、誰が考えても経済が良くなるはずがない。バブル…

イイ気なもんだ

巻頭特集

消費税をオモチャにして選挙に勝とうという悪辣政治

経済評論家の斎藤満氏が2日発表したリポートで、その本質を突いている。 〈アベノミクスが始まる直前の12年10~12月期と今回発表された15年10~12月期を比較すると、企業の経常利益は、12兆7900億円から17兆7600億円へと4割近く拡大。円安などで企業利益拡大には成功した〉 〈ところが、企業の人件費支払いは(同時期に)44.4兆円が43.5兆円に減少。従業員へ…

消滅はもはや秒読み…

巻頭特集

東芝消滅危機の裏 これは疫病神政権と経産省の国策破綻だ

15年の粉飾問題で第三者委員会が設置されても、膿を出し切れなかったわけで、会社更生法までいってしまうかもしれません」(経済評論家・斎藤満氏) 発表によれば、原発関連の損失額は7125億円。そのうちWHによるS&W買収に絡む損失が約6200億円だ。これはあくまで仮の数字で、綱川智社長は「今後さらに下方修正する可能性もある」と言っていた。 12月時点の債務超過は確定だが…

日本商工会議所の三村会頭(左写真・左)と経団連の榊原会長(同・右)

巻頭特集

残業なし、賃上げ、経済成長というバラ色の虚構が安倍政治

経済評論家の斎藤満氏はこう言った。 「安倍政権が本気で働き方を改革したいのなら、まず景気や企業の競争力を高める環境づくりを優先すべきです。企業の競争力が低下し、売り上げが伸び悩む現状で、収益維持を求めればコストを削るしかない。非正規雇用がこんなに増えたのも、最大コストの人件費に手を付けたくても正社員の賃金カットやクビ切りはめったにできないから、置き換えてしまえという…

振りまわされるだけ

巻頭特集

甘すぎる安倍政権 トランプショックはこれからが本番

メキシコに進出している日本企業は大慌てしているはずです」(経済評論家・斎藤満氏) ■トヨタ叩きも公約を果たしているだけ ルールに従っているトヨタに対して「アメリカに工場を建てろ。さもなければ多額の関税を払え」とは、まるで暴力団だが、傍若無人のトランプが理屈の通らない要求を突きつけてくることは、予想できたことだ。 なにしろ、大統領選の時から「NAFTAは再交渉する」「…

上から目線で世まい言

巻頭特集

トチ狂った官邸と日銀 統制経済・ペテン相場を自画自賛

海外からは中国と同じく、政府が自国通貨を直接売り買いする『為替操作国』と受け取られかねません」(経済評論家・斎藤満氏) 評論家の佐高信氏との対談本で、同志社大教授の浜矩子氏(国際経済学)は、「安倍政権は、『自分たちは市場との対話の達人だから、自分たちの思惑通りに株も上がれば円も下がるのだ』と思いこんでいる」と看破していた。 確かに円安誘導をよどみなく自慢し、イカサマ…

棚ボタなのに…

巻頭特集

アホノミクスのトランプ頼み 株バブルと円安の行方と死角

黒田総裁は、目標達成というメンツのために、庶民生活を犠牲にしようとしているのです」(経済評論家・斎藤満氏) ■日米の金利差拡大で富が流出 日銀が10年国債金利をゼロ付近に「ピン留め」しようとしていることも、円安傾向に拍車を掛ける要因になった。先月17日には、指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を実施。今月14日にも国債買い入れ額を増額し、金利上昇を…

トランプに取り入り、組織を抱き込む

巻頭特集

どさくさ議員立法に拙速審議 誰が得をする、カジノ法案

トランプ氏に取り入るための“朝貢外交”ですよ」 こう憤るのは経済評論家の斎藤満氏。さらにこう続ける。 「日本にはカジノ運営のノウハウがない。米国の4社に任せるしかなく、そのうちの1社がトランプ氏に近いとされています。安倍首相は来月下旬、大統領就任直後のトランプ氏と会談する方向で調整している。その手土産として、法案成立を間に合わせなければならないのでしょう」 自らカジ…

“重症患者”には馬耳東風

巻頭特集

全てがあぶく銭のバクチ頼み 馬脚を現したアベノミクス

経済評論家の斎藤満氏も嘆くことしきりだ。 「人に喜ばれるサービスに知恵を絞り、丹精込めて高付加価値の製品を作り出すことこそ、日本人の美徳だったはず。この理念は、日本企業が国際競争に勝ち残る最大の武器でもある。観光客にバクチで損をさせ、手にした“あぶく銭”で経済を活性化させるのは『日本らしさ』とは真逆の発想です。額に汗して働くことを軽んじるような国づくりが、果たして安…

ご機嫌取りに奔放

トランプの価値観に支配される生活

「大統領になった不動産屋」が思い出させる土地神話

安倍首相はカジノ創設で新大統領にゴマをするわけです」(経済評論家・斎藤満氏) ■3人に2人は借家暮らし 日本は政府を挙げてトランプ流を歓迎するのだから、サラリーマンの暮らしも当然、これに引きずられる。かつて中曽根内閣は、リゾート法の制定(1987年)で列島の地価を高騰させ、空疎なバブル経済を発生させた。安倍政権は、カジノを含む統合型リゾート施設の開発を可能にするカジ…

ダウ平均は市場最高値を更新中

巻頭特集

トランプ“怪相場”の危うい今後…円安株高どこまで続く

経済評論家の斎藤満氏が言う。 「金融緩和で世界中にバラまかれたマネーが、ものすごい勢いで新興国から米国に逆流しています。一般的に、資金が抜かれれば株安になるし、通貨防衛で政策金利を引き上げれば国内経済が冷え込む可能性もある。資金流出が長引けば、新興国経済の不安定さが増し、金融危機を引き起こすリスクが高まります。ちょうど97年のアジア通貨危機と似た状況です。当時より…

いつまでやるのか

巻頭特集

なぜ黒田総裁は辞めないのか デフレ逆噴射が始まった

不動産バブル崩壊の引き金になる可能性もあります」(経済評論家・斎藤満氏) ■発想は中国共産党と同じ 「2%の呪縛」に陥った黒田日銀は、日本経済から「市場機能」まで奪ってしまった。 「異次元緩和」などと称して、日銀が毎年80兆円も「国債」を買い続けているために、債券市場は、今やプレーヤーは日銀だけという状況である。 株式市場もマーケットの機能を失っている。日銀がETF…

得意技は“野党攻撃”

巻頭特集

牛丼がハッキリ物語る 「デフレに逆戻り」という絶望

政策の枠組み変更も3年半の大失敗を認めたくないがための弥縫策に過ぎません」(経済評論家・斎藤満氏) ■暴走老人を彷彿させる時代錯誤の愚かな政策 マイナス金利の弊害も危機的状況だ。利ざや縮小で地銀や信金などは四苦八苦。メガバンクも例外でなく、四半期決算のたびに2ケタ台の大幅減益ラッシュだ。貸し出し需要は底をつき、融資先を見つけても、マイナス金利の悪影響で貸出金利は超低…

暴挙愚挙を次から次へ

巻頭特集

頭がイカれた黒田・日銀総裁のオモチャにされる日本経済

経済評論家の斎藤満氏がこう言う。 「異次元緩和が間違いだったこと、行き詰まっていることは、この3年半の政策手段の“変遷”を見れば一目瞭然です。異次元緩和は2013年4月、毎年50兆円の国債を購入することでスタートしたが、効果がつづかず、2014年10月、国債購入の枠を80兆円に拡大しています。それでも景気は上向かず、2016年2月、苦し紛れにマイナス金利を導入。と…

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