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芥川龍之介特集

「河童のお弟子」泉鏡花ほか著、東雅夫編


芥川龍之介著「河童」) 同時代を生きた「おばけずき」3人、泉鏡花・芥川龍之介・柳田國男の河童にまつわる作品を集めた異色作品集。(筑摩書房 1200円+税)…

「羅生門」

羅生門(1950年、黒沢明監督)


芥川龍之介の「藪の中」を黒沢監督が映像化した名作。今月23、27日、飯田橋ギンレイホールで上映される。 京・山科の山中で樵(きこり)の男(志村喬)が旅の武士(森雅之)の死体を発見。後日、盗賊の多襄丸(三船敏郎)が捕縛され、彼が武士をだましてその妻(京マチ子)を犯したことが判明する。だが検非違使の前で各人の証言内容が食い違う。樵は死体を発見しただけと言い、多襄丸は自分が武士を斬殺したと主張。妻は夫…

夏と汗が似合う男

汗だく松岡修造、立ち飲み成宮寛貴…芸能人の六本木生態


その姿はまるで文豪・芥川龍之介。今の時代にあのスタイルが似合っちゃうのは、彼くらいじゃない? 大人の男の渋さが出てて、カッコいい。でもそこまで和風ないでたちなのに、なぜか持ってるカバンが100万はくだらないエルメスのバーキン。そこだけ違和感があったけど、そういうチョイスができるセンスも一流俳優ならではなのかもね。 他にイイ男といえば、成宮寛貴クン(33)にも会ったわ。立ち飲み屋の銀だこっていう意…

「夜を乗り越える」又吉直樹著


中学1年のとき芥川龍之介の「トロッコ」を、2年のとき太宰治の「人間失格」を読んで、近代文学にはまった。自分の中にある不安や異常と思われることが、小説として言語化されている。しょうもないことも書いてある。「こんなことを考えてもいいんだ」と思った。 以来、半端ではない読書経験を積んできた。芥川、太宰をはじめ、漱石、谷崎、織田作之助。現代の作家では、古井由吉、町田康、西加奈子、中村文則など。好きな作…

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連載9916回 漠たる不安の中で


芥川賞に名前を残した芥川龍之介は、昭和2年、斎藤茂吉からもらった多量の睡眠薬を飲んで自殺した。一説には青酸カリという話もある。 自殺の原因についても、諸説あるが、真相は本人にしかわからないだろう。いや、本人にしても、自分の行動を理性的に語ることは無理かもしれない。 彼の自殺の背景には、〈ぼんやりした不安〉があった、とはよく言われる事だ。死を思う人間が漠然たる不安を抱くことは当然だろう。べつにとり…

「味覚小説名作集」大河内昭爾/選


近代文学の名作として知られる芥川龍之介の「芋粥」、岡本かの子「鮨」、上司小剣「鱧の皮」のほかに矢田津世子「茶粥の記」、水上勉「寺泊」、円地文子「苺」、耕治人「料理」、庄野潤三「佐渡」の8編が収録されている。 飲み食い関連の文章を読むのが好きなので、すでに「鱧の皮」「茶粥の記」「鮨」「芋粥」は何度も読んでいる。 今回初めて読んだ「寺泊」「苺」「料理」「佐渡」が4作4様、それぞれ素材も料理の手並み…

(C)2015「蜜のあわれ」製作委員会

会うたびに“進化し続ける高良健吾”がそこにいる


「蜜のあわれ」で芥川龍之介を演じた高良健吾君とは、6年前にも共演しました。高良君の主演映画「おにいちゃんのハナビ」です。新潟県を舞台にした映画で、僕は高良君と谷村美月さんの父親役。 妹の病気治療のために東京から新潟に越してきた一家の物語で、高良君は引きこもりになって心を閉ざしてしまった兄という役どころです。感心したのは、彼は待ち時間の時でも一言もしゃべらなかったことです。ずっと一人でいて、ただ黙…

姜尚中氏

「漱石のことば」姜尚中氏


「若いうちは夢中になった太宰治や芥川龍之介は、ある年齢に達すると読み直そうという気になりません。ぼくは熊本なので、夏目漱石は小学生のときから馴染み深かったのですが、高校時代、引っ込み思案になった頃から本格的に読みだしました。漱石は何度読んでも『あ、こういうことだったんだ』という発見があります。ダヴィンチ・コードならぬ漱石コードがあって、あちこちに言葉を仕掛けています。それなのに、みんなスーッと読…

築地居留地跡

史跡を頼りに築地の 「外国人居留地」があった場所へ


芥川龍之介の生家も築地にありました。父親が居留地の隣で乳牛の牧舎を営んでいたんです。搾った牛乳の味はどんなだったでしょう。ただし龍之介は生まれてすぐ、母方の実家に養子に出されたので、その味は覚えていなかったでしょうけどね」 その他、築地には「フランスパン」「洋靴」「洋品店」「ホテル」「サッカー」の発祥の地がある。明治時代の築地は文明開化の最前線基地だったようだ。…

新田龍さん

新田龍さん(ブラック企業アナリスト)


「小学2、3年生のころ、手のひらサイズの子供向けの『蜘蛛の糸』(芥川龍之介)が面白くて、原書で読みたくなりました。文芸書は、作家が作り上げた世界にいざなってくれる。本を手にすると、その世界の入り口に立ったようにワクワクして、読み進めていくうちに、その中で遊んでいるような気分になるのが楽しい。毎月読む本のうち3割は文芸書です」 仕事に関係する労働問題や人事にまつわる本が4割、残りの3割が自然科学…

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