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永井荷風特集

坂崎重盛さん

坂崎重盛さん(エッセイスト)


「最近、気になっているのは永井荷風。彼は自然に対する記録を多く残していて、スケッチや地図なんかも描いている。今風にいえばナチュラリストなんですよ。いつか博物学者・永井荷風を書いてみたいと思ってます」 そういえば、氏の部屋は荷風のそれに似ていた。…

浅草通になれる本特集


関東大震災、東京大空襲の焼け野原からも復興、50年代には映画館やストリップ劇場36館が立ち並ぶなどの活況を呈し、室生犀星、永井荷風らも文学の舞台としてさまざまな情景を切り取った。浅草を書けば、性や風俗、愚かさが許される自由な世界が立ち上がった。 しかし70年代、テレビの普及や風俗取り締まりなどでまたも零落。それでも寺山修司は街はずれの見世物小屋を舞台に「浅草放浪記」を発表、日常からはタブー視され…

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連載9824回 野坂昭如ノーリターン


弁護側は、最初、永井荷風が文化勲章の受章者であり、日本文壇の輝ける星である偉い先生であるからして、その書かれた名作は文学的なものである。並みのスーハーものとは違うのだ、したがってそれをワイセツ呼ばわりするのはおかしい、と、いう立場だったようだ。 だが、小生が主張したのは、そういう偉い先生だろうがワイセツ問題には関係ない。名作だからといって特別に許される特権があるというのは、ひとつの差別意識のあ…

【市川】近隣の23区エリアより不動産価格が高い


国分寺や古墳も残っているし、かつては永井荷風、北原白秋、東山魁夷などが居を構えたことでも有名だ。「格が違う」と思う人が多くても不思議はない。 一方で、歴史の古い街によく見られる傾向として街にごちゃごちゃしたところがあり、駅周辺の道路事情が悪い。朝夕は駅周辺が渋滞しやすく、夜は早い時間帯で街が寂しくなってしまう。 ただ、駅から離れると敷地の広いお屋敷街があって風情がある。真間川に近い「真間3丁目」…

中村隼人もお気に入りの幕末から続く浅草の老舗「尾張屋」


幕末創業、現在は5代目が切り盛りする老舗で、かつては文豪の永井荷風が通い詰めたことでも知られている。 浅草という観光地にありながら、今も客の半数以上は地元の常連客。時代を超えて愛され続ける最大の理由は代々受け継がれてきた“本物志向”にある。 例えば、そば粉はあえて産地を限定せずに、その時期に一番いいものを厳選。毎日ひきたての一番粉を使用している。天ぷらに使うゴマ油も、長年つきあいのある油屋に特注…

「大東京ぐるぐる自転車」伊藤礼著


渋滞を避け横道に入れば、高校生のときに新聞で読んだ老舗タイヤキ屋に遭遇、公園の石碑の銘文に、永井荷風の一文を思い出すなど、自転車視点ならではの東京散歩の成果をつづる。 (筑摩書房 880円+税)…

10年に同作で直木賞受賞/(C)日刊ゲンダイ

「小さいおうち」中島京子氏が語る安倍政権の危うさ、怖さ


永井荷風の断腸亭日乗、山田風太郎、高見順、伊藤整らです。人によって違いますが、真珠湾攻撃のときは肯定的に「よくやった」みたいに書いている人もいましたね。日中戦争が長すぎて、泥沼化していたものだから、日米開戦で未来が開けるような気がしたのかもしれません。 ――閉塞感が無謀な勇ましさを求めてしまう? それはあったと思います。それまで日本人は戦争を始めて、首都を制圧すると勝ったと思っていた。しかし、南…

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