日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

金子勝特集

棚上げの姑息…鳥肌が立つ自民党改憲草案と「明治の日」


立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「参院選の結果、衆参両院で改憲勢力が3分の2を占めた。憲法改正を悲願とする安倍首相にとって、今ほど環境が整ったタイミングはありません。そんな中で憲法審査会の実質審議が始まるのです。安倍首相は、参院選後にも『我が党の案をベースに3分の2をいかに構築していくか。これがまさに政治の技術だ』と姑息なことを言っていましたが、満を持して、憲法審査会を動かしてきたという印…

まるで北朝鮮国会

巨大与党 大政翼賛国会の薄気味悪さ、空しさ、おぞましさ


安倍政権が安保関連法案をゴリ押しするなら、もうイチャモンをつけるのはよそうと、横畠裕介長官以下の法制局メンバーが悪い意味でハラをくくっていたとしか思えません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 内閣法制局は法の番人としての役割を放棄し、安倍内閣の“番犬”に成り下がっている。 安倍政権が強行した安保法制をめぐり、内閣法制局は“前科”を抱えている。2014年7月に集団的自衛権の行使容認を閣議決定する…

ニースのテロ現場で献花する人々(上)、イスタンブールのタクシム広場で警戒に当たるトルコ軍兵士

世界で緊急事態が常態化…ダッカ、ニース、トルコの次は


立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「恐らく、安倍首相は、テロから国民を守るためだ、治安の強化が必要だと訴えて、『緊急事態条項』の成立に動くはずです。緊急事態条項は、すでに自民党の改憲草案98条に記載されている。緊急事態条項は、制限付きであっても政府に強い権限を与え、独裁体制につながりかねない。民主主義の先進国であるフランスでさえ、130人が犠牲となった昨年11月の“パリ同時テロ事件”の後…

警戒に当たるダッカの警官(右は菅官房長官)

ダッカの悲劇は今後も続く “人質よりも改憲”が政権の本性


立正大教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。 「あのフランスでさえ、パリの同時多発テロの後、緊急事態だとして、国民の基本的人権を犠牲にしてまで治安強化を優先しています。たとえば、令状がなくても逮捕できるようにしている。もし、日本でパリと同じようなことが起きたら、フランス以上に強い国家統制を求める声が広がりかねない。少なくとも、安倍政権は、国民をその方向へ引っ張っていこうとするでしょう。それは、自民党…

正体見たり

失言では片づけられない 「妄言集団」自民党の醜悪な正体


そういう図式の中で出てきた発言だと思います」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) ■「自民党改憲草案」を先取りする安倍政治 「巫女さんのくせに」という発言も、低レベルのチンピラ議員による女性蔑視と単純に捉えてはいけない。 この発言が出たのは北海道5区補選の応援先でのこと。「~のくせに」の裏にある本音は、「神社は自民党の支援団体であり集票マシン。巫女さんは自民党を支持するのが当然」という上から目線が…

海上自衛隊観艦式での安倍首相

安倍政権で始まった防衛省制服組の暴走をどう見るべきか


立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「言論の自由を含む精神的自由が、経済的自由より優越することは、憲法の基本のキです。精神的自由は、よほどの理由がない限り制限できない。改憲を掲げる総理大臣が答えられなかったのは衝撃です。安倍内閣が“電波の停止”を持ちだしてテレビ局という言論機関に介入しているのは、憲法の大原則を知らないからでしょう。恐らく、安倍首相は、権力が言論機関に介入することと、例えば…

連呼で乗り切る算段

憲法破壊者の安倍首相が「改憲」を言い出す笑止


改憲をタテに党内政局を抑え込み、総裁任期をズルズルと先延ばしすることも可能になります」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 安倍にしてみれば、改憲を争点にすれば、衆参ダブル選の大義になるという思惑もある。実は与党内にも、改憲を選挙の争点にするべきでないという意見がある。安保法制に対する国民の反対が凄まじいものだったからだ。同日選への慎重論もある。だから、安倍はあえて「日曜討論」で改憲に触れた。与野…

党首討論での岡田代表と安倍首相

「私は総理なのだから」…安倍首相“戦争法案”答弁の支離滅裂


自衛隊のイラク派遣の際、小泉元首相は『自衛隊の活動している所は非戦闘地域だ』と言って国民をアキレさせましたが、その発言を彷彿させるデタラメ答弁です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) ■屁リクツで議論をウヤムヤに 一連の戦争法案では、自衛隊が集団的自衛権を行使する場所に制限が設けられていない。例えば米軍が相手国の領土で戦闘している場合、現地に赴かなければ集団的自衛権を行使できないからだろう。 そ…

戦前教育に逆戻り

安倍政権の狙いはミエミエ…教員免許「国家資格化」の危うさ


立正大教授の金子勝氏(政治学・憲法)は「非常に危うい話です」と、こう言う。 「日本を戦争できる国にする。そうした国家の方針を小中高教育でたたき込むためには、現場の教師を“従属”させる必要があります。安倍政権はそれを狙っているとしか思えません。教員免許が国家資格化すれば、政府に忠実な教師ばかりを採用でき、逆に意に沿わない、盾突く教師をクビにできる。教科書も政府の言う通り、教師までそうなったら、ま…

「資本主義の克服『共有論』で社会を変える」金子勝著


(集英社 720円+税)…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事