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星新一特集

5年前、社員の共有スペースに作成

【VOYAGE GROUP】宇佐美進典社長兼CEO


『ローマ人の物語』もそうですが、これらの本は、なぜある出来事が起きたのか、これから何が起きるのか、今のどの時点に似ているのかなどを考える上でとても役に立ちます」 ■中学時代は星新一、高校では柴田練三郎に夢中 小説では村上春樹や司馬遼太郎、宮部みゆき、伊坂幸太郎、ジェフリー・アーチャーなど。中学時代は星新一に、高校では、「どてらい男」などの花登筺や柴田錬三郎に夢中になった。 「村上さんは透明感のあ…

誰もが抱える「死」という人生の〆切


夏目漱石、川端康成、吉行淳之介、星新一、村上春樹、長谷川町子、岡崎京子……。この本には、明治から現在にいたる90人の名だたる書き手が、それぞれの「〆切との格闘」を描いたエッセーや手紙、マンガなどが収められています。 〆切は、作家や漫画家にとって、もっとも身近で切実な問題。どれもリアリティーと真剣味と躍動感にあふれた名文(名作)ばかりです。島崎藤村は、パリから編集部に宛てたはがきに「甚だ面目なき…

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連載9981回 古くなるほど新しい


たしか星新一さんではなかったかと思うけど、さだかではない。故人となられた先輩作家が、こんなことを言われていた。 「私はその時代の風俗とか、流行語などを、できるだけ作品中に使わないようにしている。なぜかといえば、そういう時代によりそった表現や流行の風俗は、すぐにすたれてしまうからだ。すると作品はその部分から古くなっていく。それを避けるためには、あまり新しい言葉や当世ふうの表現を多用しないことだ」 …

少年時代はミステリー作品が大好きだった橋本一さん

橋本一さん(映画監督)


「他に、ハヤカワSF文庫、星新一さんのショートショートや筒井康隆さんの作品は読んでました。高校になると外国の作家に傾倒した。テレビで『007』が放送されると、級友たちと学校で『あれって原作あるんだぞ』という話になって、読んでみると、凄いじゃんと。その作者のイアン・フレミングやアガサ・クリスティはハマりましたね」 映画の撮影期間は「映画術」(ヒッチコック/トリュフォー)を手放せない。“愛読書”と…

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「虚人の星」島田雅彦著


子どもの頃、父親に寿司屋に置き去りにされ、そのまま父親が失踪するというトラウマを持つ星新一。成長するにつれて本来の自分とは違う7つの別人格が次々と現れ、交代で意識を乗っ取られるようになる。父親の友人だった精神科医・宋猛の助言のもと、別人格をなんとか乗りこなし外務省の役人となったが、宋から思いがけない提案を受けた。 一方、自由国民党の3代目世襲議員の松平定男は、北条総理の後ろ盾で44歳にして首相と…

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「家族スクランブル」田丸雅智著


星新一の孫弟子と呼ばれる新世代のショートショート作家による、家族をテーマにした不思議な短編集。 特殊な空間を醸し出すランタンを披露する男の話「隣のランタン」、ある男が家電量販店に買い物に来た奇想天外な理由を描いた「母の米」、子どもの歯並びの悪さを自分のせいだといって悩む父親の話「歯並び」、分身が作れるせっけんで3人になった妻と暮らす夫の話「白妻、黒妻」、妻がフリルの着いた洋服ばかりを買う理由を描…

「ほんの数行」和田誠著


たとえば、星新一のショートショート本の場合、意外な落ちがイラストによってネタバレしないように気を付けていた話など、装丁家ならではの視点から語られる話が面白い。また抜き出した数行からは、もう亡くなってしまった赤塚不二夫や寺山修司などの著者の人となりが伝わってくる。紹介されている本はバラエティーに富んでいるので、本好きなら思わぬ掘り出し物を見つけられること請け合いだ。 (七つ森書館 2000円)…

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