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伊藤雅俊特集

もうツーショットは見られない?(鈴木氏・左と伊藤氏)

セブン&アイHD 鈴木氏は13年前から引退促されていた


人それぞれに天から与えられた使命があり、使命を果たし終えれば、静かに舞台を去っていかなければなりません」 2003年4月にイトーヨーカ堂(現セブン&アイHD)創業者の伊藤雅俊氏は日経新聞に「私の履歴書」を連載した。大幅に加筆し、一冊の本にまとめた「商いのこころ」に冒頭の一文がある。 連載時から13年以上が過ぎ、伊藤名誉会長は92歳となり、鈴木敏文名誉顧問は83歳になった。 今年5月26日の株主総…

セブン&アイHDの社長に就任した井阪隆一氏

セブン&アイHD 羊華堂洋品店から小売りの複合企業へ


幹部社員は逮捕され、創業者・伊藤雅俊氏(92)の夫人名義の口座から、資金が渡っていたとも報じられた。伊藤社長(当時)は引責辞任した。 イトーヨーカ堂の創業は1920(大正9)年。伊藤氏の叔父にあたる吉川敏雄氏が浅草に開いた「羊華堂洋品店」が始まりだ。 伊藤氏の著作「商いのこころ」(日本経済新聞社)によると、「羊」は叔父の干支、「華」は当時の屋号に多かった中華の華から取った。 55年に年商1億円を…

課題が山積

トップ人事は決着も…セブン&アイ井阪新体制が抱える難題


当初、予定していた最高顧問の肩書にしても、創業者の伊藤雅俊氏が名誉会長なのに、鈴木氏が『最高』というのはおかしいと異論が出たといいます」(市場関係者) ■イトーヨーカ堂やニッセンは業績低迷 トップ人事は決着したが、セブン&アイは多くの難問を抱えている。総合スーパー(GMS)のイトーヨーカ堂や、買収した通信販売のニッセンなどは業績低迷にあえぐ。 ヨーカ堂の抱える衣料品の過剰在庫を伊藤家に買い取って…

イラスト・八木幸恵

お家騒動は時代を超えて…名家を潰した“浅井久政の大罪”


「セブン&アイ・ホールディングス」の鈴木敏文会長が、子会社「セブン―イレブン・ジャパン」の井阪隆一社長を辞めさせ、副社長の古屋一樹氏を昇格させようとしたところ、これに創業家の伊藤雅俊名誉会長が反発して、逆転したとも伝えられている一件――。 結果、井阪氏がセブン&アイHDの新社長に就任しました。 この椿事で思い起こされるのは、近江(現・滋賀県)北部を領有した戦国大名・浅井氏です。 三河(現・愛知県…

(右上から)ソフトバンク孫社長、ファーストリテイリング柳井社長、トヨタ豊田社長

トヨタは平均1.2億円 大手企業役員“配当金長者”最新20人


引退の決まったセブン&アイのカリスマ・鈴木会長は4億5110万円、創業者(伊藤雅俊氏=配当金は14億円以上)の次男・順朗氏は2億6970万円だ。 日産ゴーン社長の配当金は1億円台と地味だが、役員報酬は毎年10億円を超す。 サラリーマンの生涯賃金は2億~3億円。その数倍を配当金という“打ち出の小槌”で、たった1年で得られるとは……。タメ息しか出てこない。…

勝見明氏

セブン&アイ鈴木会長を熟知…勝見明氏が語る“引退の真相”


創業家の伊藤雅俊名誉会長(91)は、これまで鈴木会長が手掛けたセブン銀行や、米国セブン―イレブンの救済など本音では反対だったのかもしれません。でも、経営に関しては鈴木会長を全面的に信頼し、ずっと任せてきた。今回だけは、他に優先させなければならない事情があった、と察することはできます。 ――鈴木会長は、次男の鈴木康弘取締役(51)に世襲させるのではないかという臆測が流れ、セブン&アイHDの大株主で…

水面下で何が…(伊藤名誉会長=左と鈴木会長の退任会見)

井阪社長承認で現実味 セブン&アイ創業家への“大政奉還”


ただ創業家という後ろ盾がなかったら、辞任に追い込まれた可能性は高い」(流通ジャーナリスト) 創業者の伊藤雅俊名誉会長(91)は、井阪社長の退任に反対した。セブン&アイの村田紀敏社長(72)は、「こうしたこと(人事に反対)は初めてで驚いた」と話している。 「井阪社長は今回の人事に関して、創業家と話をしたと聞いています。それが伊藤名誉会長の判断に影響したかどうかは不明ですが、井阪社長は伊藤家の次男・…

セブン&アイの鈴木会長は引退

セブンだけじゃない “内紛の火ダネ”創業家が大株主の21社


創業者の伊藤雅俊名誉会長(91)が経営の一線から退いたあと、セブン&アイの経営は鈴木会長が担い、創業家は一切口出ししてこなかった。ところが、この3月に鈴木会長が提案したセブン―イレブンの社長人事を、伊藤名誉会長は拒否。「創業家VS鈴木会長」が表面化した。 「なぜ伊藤さんが突然心変わりしたのか。伊藤家の3人の子供たちや、米投資ファンドのサード・ポイント、世襲人事などさまざまな指摘がありますが、本…

入社式には仲良く出席したが(左・鈴木会長と伊藤名誉会長)

セブン&アイHD トップ人事巡る“鈴木会長vs創業家”の壮絶


ところが創業家(セブン&アイHD株を10%前後保有)の伊藤雅俊名誉会長(91)は、この案を拒否。創業家が認めなくても、取締役会で過半数の賛成があればトップ交代は可能だったが、取締役会は鈴木案を否決。“セブンの天皇”とすら言われた鈴木会長の神通力は完全に消え失せた。 モノ言う株主で知られ、セブン&アイの株式を5%程度保有する米サード・ポイントが、今回の人事案に口を挟んだと伝わるが、「サード・ポイ…

セブン&アイHDの鈴木敏文会長

狙いは株高か セブン&アイ物言う株主が“世襲批判”の真意


さらに創業者・伊藤雅俊氏(91)の次男である順朗取締役(57)も候補者のひとりです。三つ巴の戦いといわれる中で、世襲批判が飛び出した。物言う株主は、セブン&アイの株価を上げたいだけかもしれませんが、何か裏があるのではという臆測は絶えません」(株式評論家の倉多慎之助氏) 確かにセブン&アイの株価は低迷している。サード・ポイントがイトーヨーカ堂の分離を迫った昨秋は、5700円水準だったが、28日の終…

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