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春名幹男特集

硬い表情の裏側は…

「背中から撃たれた」トルコに強硬発言続けるプーチンの本音


シリアのアサド政権を支援するロシアと、反政府勢力を支援する有志連合に近いトルコ――国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏のコメントを参考に、複雑化する双方の立ち位置をおさらいしておきたい。 ロシアはソ連時代の1980年にシリアと友好条約を結んでいる。シリア国内の地中海沿岸にはロシア海軍の基地がある上、兵器の売買を行うなど関係は深い。 「ロシアはエネルギー政策を巡り、シリアと良好な関係を維…

春名幹男氏

春名幹男・早大客員教授「米軍が守ってくれるなんて幻想」


ボーン・上田賞受賞のジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏がすべてを語る――。 ――本の帯には〈「アメリカが日本を守ってくれる」は幻想だ!〉とあります。 そうです。幻想に基づいて、いろいろな政策が行われている。集団的自衛権の行使容認もそうだし、思いやり予算もそうです。すべてを見直すような議論を始めなければいけません。 ――米軍は日本のために血を流してくれる。だから基地の提供は当然だし思いやり予…

ヤマ場を前に接戦に持ち込んだ

嫌われ者対決でヒラリー墓穴 トランプならばどうなる!?


国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏もこう言う。 「誰が大統領になろうが外交や安全保障については慣れていないので、最初の1年程度は『学習期間』が必要です。ただトランプの場合は、その期間に失言をする可能性があり、テロを誘発するようなことになりかねません。とにかくトランプは、政治も国際関係もまったく理解していない人ですから、世界中を大騒動に巻き込むのは確実です」 米大統領は「核のボタン」を…

外遊三昧の能天気

北朝鮮核実験 ならず者の蛮行に安倍首相という運のつき


この北風路線が、北朝鮮にミサイル開発や核実験などの軍備拡張競争の口実を与えているのです」(国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏) 米国のアジア戦略の失敗によって、今の朝鮮半島一帯は完全に「安全保障のジレンマ」に陥ってしまった。自国の安全を高めるため軍事同盟を強め、軍拡に走れば、それを脅威に感じた相手国も同じように軍拡に走るという終わりなき競争だ。こうして互いに緊張を高め合っていれば一触即…

亡国外交

安倍首相を待ち受けるプーチンの「罠」 領土交渉の危うさ


国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏が言う。 「現地での演説や会見の様子を見ても、安倍首相は高揚していましたが、プーチン大統領は冷静だった。安倍首相は手応えを強調していますが、『新しいアプローチ』などと抽象的な言葉に終始し、具体的な解決策はまったく見えません。そもそも、2島返還でよしとするのか、4島返還でなければ応じないのかというような基本方針について、官邸と外務省の間で共通認識ができて…

都合のいい時だけ

米W・ポスト紙に抜かれた安倍首相の“二枚舌”と“大偽善”


「北朝鮮のミサイルなどの脅威があるのだから、仕方がないという態度を取り続ければ、日本は永遠に核の傘に依存するしかなくなります」と言うのは、国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏だ。こう続けた。 「現実的に、核兵器は使えない兵器なのですよ。米国は朝鮮戦争や台湾海峡危機の際など過去に5回、アジアでの核兵器使用を検討しています。その動きに対し、CIAは『もう一度、アジアで核を使えば、日本が激怒…

安倍首相とは似た者同士

おぞましいトランプ旋風と安倍人気 “極右政治家”跋扈の謎解き


国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏が言う。 「トランプ氏は共和党の主流派ではなく、いわば異端児です。イスラム教徒の入国を禁止するとか、メキシコとの国境に壁を築くとか、実現不可能なことばかり言っているし、それらは共和党の本来の政策と相いれない。しかし、トランプ勝利の背景には、2000年代のネオコン主導やティーパーティーの台頭を経て、共和党は穏健保守グループが後退してしまったことがありま…

危機にドヤ顔

イスラム国の次は北朝鮮…ならず者への国際包囲網の危うさ


国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏がこう言う。 「米国はいま、中東でもウクライナでも、そして東アジアでも戦略が定まらず、どうしていいかわからない状態になっています。世界の秩序は、エネルギー利権を誰が握るのか、で決まっていた。石油があるから米国は中東にどっぷり漬かっていたのですが、米国内でシェールガスやシェールオイルが出たことで、以前ほど中東に関わらなくなりました。もっとも確固たる意思…

大統領候補ナンバーワンのマリーヌ・ルペン氏

対テロだけじゃない 欧州で台頭&深刻度増す「極右」との戦い


雇用創出を隠れみのにしたスケープゴートは、オンナ版ヒトラーを彷彿させます」(国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏) 問題は、極右政党が台頭する国がフランスに限らないことだ。英国も昨年のEU議会選で反EUを掲げる極右政党「イギリス独立党」が第1党となり、イタリアは極右政党「五つ星運動」が若年層を中心に支持を広げている。ドイツでも先月末から難民施設への襲撃が激増中だ。 反イスラムの「自由党」…

バタクラン劇場近くで負傷者を手当てする救急隊員

パリの悪夢の真相…勇ましい連帯で世界は“出口”なき戦争へ


国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏が言う。 「武力は憎悪の応酬を呼ぶ。追いつめられたIS勢力は自分たちの支配領域から出て行って各国で自爆テロを起こす。テロを封じ込めるどころか、脅威が拡散してしまう。本当に解決しようと思えば、政治や外交の努力、人間の安全保障を訴えていくしかありません」 事件直後、コラムニストの小田嶋隆氏はこうツイートしていた。 〈人々が怒りや復讐心をもとに判断を下すよう…

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