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岡村正特集

日本郵政の西室泰三社長

持病は「財界総理」になりたい病


東芝の歴代社長は任期4年で交代しているが西室の後任として2000年に就任した岡村正だけが5年社長をやった。 2001年から経団連副会長を務めていた西室が、東芝の相談役に退けば次期経団連会長の目がなくなる。これを嫌って岡村を留任させたと取り沙汰されたが、西室は経団連会長になれなかった。主な財界人の中に西室を推す人がいなかったからだ。 西室の強みは人脈だったはずだ。同年齢の御手洗冨士夫(キヤノン会長…

本業に専念(室町社長)

東芝 歴代“財界人”トップ招いた業績悪化


3社長の前任となる岡村正氏(77)は日本商工会議所の会頭、その前の西室泰三氏(80)は地方分権改革推進会議の議長などを務め、日本郵政社長として株式上場も果たした。 「西室氏は財界活動にかなり熱心でした。東芝で3人目となる財界総理を狙っていたはずです。西田元社長も経団連会長に意欲満々だった。業績悪化は、“財界人事”にうつつをぬかしたツケでしょう」(市場関係者) ■室町社長は後ろ盾を失い… 現在、…

郵政3社上場

ツキには恵まれていた「失格社長」


松下電器産業(現パナソニック)は森下洋一から中村邦夫、ソニーが出井伸之から安藤国威、そして東芝は西室から岡村正に代わった。西室の大赤字は松下とソニーの経営の大改革の前に埋没し、マスコミの餌食にならずに済んだ。ここでも西室はラッキーな男だった。(敬称略、つづく)…

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財界に東芝と同じ穴のムジナはいないのか


西田、佐々木の両氏はいずれも経団連の会長候補だったし、疑惑の火の手が上がったインフラ部門を佐々木氏の前に管掌していた岡村正元社長(現相談役)は日本商工会議所の前会頭。なぜかあまり報じられないが、これも重要なポイントではあるまいか。 つまり、同じ穴のムジナはいないのか。東芝だけが問題なのか――。 考えてもみよう。いわゆる小泉純一郎改革が日本中を席巻して以来、巨大企業の専横は目に余る。東芝もまた、金…

左から、東芝の岡村元会長(上)と西田前相談役、会見する田中前社長と佐々木前副会長

不適切会計の遠因? 東芝が許せなかった日立との“業績格差”


今から10年近く前のある日の午後4時過ぎ、本社エレベーターで当時の岡村正会長(76)とバッタリ顔を合わせた経済記者がいた。 「これから会食ですか?」と声をかけると、岡村会長は「都市対抗野球の応援に行きます。決勝戦ですからねえ。仕事より大切ですよ」とにこやかに返した。 東芝の社風は「公家」と称される。「野武士」の日立製作所とは対照的に、のんびりムードが特徴だった。この日の岡村会長は、そんな雰囲気に…

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