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田代秀敏特集

「エンジンをフル回転」と山梨で演説

市場はバイバイアベノミクス 「この道しかない」の狂気


シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏がこう言う。 「『ふかすエンジンが搭載されていない』というのはその通りですね。消費増税を再延期し、秋に大型の補正予算を組むそうですが、安倍首相はその金額を言わない。弾が尽きたということでしょう。マイナス金利によって浮いた国債の利払い費を財源に充てるのだと思いますが、国債の元本を減らさなきゃいけないのに、そんな自転車操業をするのは、ない袖は振れな…

田代秀敏氏が作成した「アベバブル」のグラフと安倍首相

原油は10ドル、株価は9000円…地獄の本番が始まる


シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が作成したもので、青い折れ線グラフは1989年12月29日の日経平均3万8915円を100として、前後の株価の推移をグラフ化したもの。赤い折れ線グラフは2015年6月24日の日経平均株価、2万868円を100として、株価の推移をグラフにした。6月24日は2012年から始まったアベバブルがピークに達した時である。 さて、1989年のバブル崩壊も最高…

赤のグラフに注目(作成・田代秀敏氏)

消費増税の布石 民間設備投資「2兆円下方修正」のイカサマ


これでは日本の政府統計そのものが信用されなくなりますよ」 RFSマネジメント・チーフエコノミストの田代秀敏氏もあきれ返ったのが、今月8日に発表された民間企業設備投資だ。下方修正されたGDPの2次速報の中に盛り込まれていたのだが、驚くべきは修正された規模である。ナント、2兆358億円もマイナス修正したのである。 ■修正幅は大きくても1500億円程度 これがいかに大きいかはこれまでの修正値を見ればわ…

賃上げ要請自体がアベノミクスの失敗を物語っている(後ろは榊原経団連会長)

国民騙しの猿芝居 安倍首相の“毎年恒例”賃上げ要請


経団連は安倍の要請に応じ、17年春闘でも会員企業に賃上げを呼びかける方針だが、「無理なノルマに従えば、どこかに歪みが生じる」と、シグマ・キャピタルの田代秀敏チーフエコノミストがこう言う。 「歪みは往々にして最も弱い立場のところに押し付けられます。賃上げ分は、下請けを泣かせるか、総人件費をカットするか。それは非正規雇用への切り替えや、正社員の労働強化につながる。たとえばサービス残業の増加です。ち…

得意技は“野党攻撃”

牛丼がハッキリ物語る 「デフレに逆戻り」という絶望


シグマ・キャピタルの田代秀敏チーフエコノミストが指摘する。 「黒田日銀は安く買って高く売り抜けるという資産運用の鉄則を度外視。ひたすら年間80兆円の買い入れ額を堅持し、高値掴みも平気で市場に出回る国債を吸い込んできました。その結果、日銀は巨額の含み損を抱えてしまっています。日銀の公開資料によると、保有する国債の取得価格は総額約392兆円。その額面価格、つまり償還時に支払われる額は約371兆円に過…

高いゲタを履いた株価

年金損失桁外れ 日銀の爆買いなければ株は14000円


シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏がこう言う。 「本来、株式は企業の将来性を期待して買うものです。しかし日銀は、将来性に関係なく金融政策のためにETFを購入し、その結果、日経平均株価を構成する225社のうち代表する55社の筆頭株主になる。これはとんでもないモラルハザードを起こします。業績に関係なく株式を保有し続け、経営者に何も要求せず、お金だけ出してくれる。そんな沈黙の筆頭株主…

夏休み後半もゴルフ三昧

28兆円アベノミクス加速の愚 今や経済成長は神話的幻想


設備投資や外需も振るわず、事前予想を大きく下回りました」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏) 設備投資は0.4%減と大きく落ち込んだ。想定を上回る円高のため17年3月期の業績見通しを引き下げたトヨタ自動車は、通期の研究開発費と設備投資費を100億円ずつ下方修正。きのう(16日)は一時、1ドル=100円を割り込むなど、さらに円高は進んでいる。企業は先行き不安から国内での設備投資を…

ASEMサミットに出席する安倍首相

バラマキに転じたアベノミクス 10兆円経済対策の怪しさ


それこそが『未来への投資』ではないでしょうか」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏) ■オトモダチ企業に巨額予算 安倍の経済対策の柱は「1億総活躍」の関連施策、リニアなど「21世紀型のインフラ整備」、英国のEU離脱で金融市場が不安定化したことへの対策としての「中小企業や海外進出企業の支援」、熊本地震、東日本大震災からの「復興・防災」の4つ。具体的に中身が決まっているのは、バラマキ…

アベノミクスの“成果”を強調するが…

アベノミクス最大の看板「完全雇用」のインチキ


いわゆる『カラ求人』と呼ばれるものですが、分母(求職者数)が小さくなる中、分子(求人数)が大きくなるのですから、見た目の数字は良くなるに決まっています」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏) 「有効求人倍率が47都道府県全てで1を超えた」。安倍がアベノミクスの地方への“波及効果”として訴えるこの数字にもウソとカラクリがある。 まず、いまだに鹿児島は「0・97」で、沖縄は「0・94…

伊勢神宮で勢揃い

日本はデフレに逆戻り 経済サミット「お題目」の噴飯


別掲のグラフはシグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が作成したもの。GDPの名目成長率から実質成長率を差し引いた値の推移で、プラスならインフレが進み、マイナスならデフレに沈んでいることを意味する。 00年以降の平均値はマイナス0・82%。名目が実質を下回るデフレ基調が続いているわけだ。田代氏が解説する。 「安倍首相は誇らしげに『デフレは脱却しつつある』と繰り返し豪語していますが、この…

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