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田中章博特集

(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(18)「私が応援せんでもみんなが応援してくれる私はそれだけでええのよ」


圭佑本人に感謝の気持ちがあるからこそ、何かの機会に恩返しをしたいという思いが、心の奥底から自然と湧いてくるのでしょう」 小学4年から本田を見続けた田中章博(現摂津市教育委員会・部活動振興相談員)もこう言う。 「常識的に考えれば、わざわざW杯が終わった直後に、摂津市役所を電撃訪問なんてせんでもいいはず。それでも足を運んだのは、圭佑が《人としてやらなアカン》という意識を持っていたからでしょう。昔から…

“成金趣味”の声も/(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(17)恩師が語る“奇抜ファッション”


小学4年から本田を見続けてきた田中章博(現摂津市教育委員会・部活動振興相談員)がこう言った。 「今の圭佑は、明らかに<作ってる>からね。前に会った時、本人に言いましたよ。『オマエ、そのキャラ、どこまで続ける気や? サッカーのレベルをキープするよりも今のキャラを維持する方が、もっと大変なんじゃないか』って。圭佑もニガ笑いしてましたよ。いろんな事情や思惑があって、ああいう格好をしていると思うんやけ…

星陵高で急成長/(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(12)星稜入りに指導者“たすきリレー”


小学4年で本田と出会い、その成長過程を見続けた田中章博(現摂津市教育委員会・部活動振興相談員)が「今だからこそ言えるのですが……」と前置きしながら舞台裏を明かす。 「パス&ゴーが基本のG大阪にあって、圭佑は精度の高いキックとパス、個人技で勝負をするタイプやったからね。ジュニアユースの監督だった島田(貴裕=現G大阪アカデミー本部・スクールマスター)は、圭佑の良さも悪さも知り尽くしていた。島田はそ…

スランプにも弱音は吐かなかった/(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(6)中1の少年を襲ったクラムジー


本田の心身の変化に気付いていた田中章博(元摂津二中サッカー部顧問)がこう話す。 「あの頃の圭佑は、それこそ“寝て起きるたびに身長が伸びる”感じでした。太ももなんて入学して2年間で8センチは大きくなったはず。背が高くなると足元と目の距離が長くなる。それが数センチ単位だとしても、目の位置が変わるとボールを扱う感覚が微妙にずれる。キックするにしても、パスを出すにしてもバランスが崩れてバラバラになって…

ガンバ大阪ジュニアユースの練習風景 /(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(5)ガンバジュニアユース失格の真相


兄・弘幸を指導していた摂津二中サッカー部の顧問を務めていた田中章博の推薦もあり、本田は幸運にもプロ予備軍の一員になることができたのである。 地元では、すでに名の知られた存在だった本田だが、関西全域からサッカーの精鋭が集うジュニアユースでは、あくまで平凡な選手に過ぎない。 ジュニアからの昇格組で「天才サッカー少年」と評判の家長昭博(現大宮FW)が、同期の中ではチームの中心的存在だった ガンバ大阪の…

’10年、日本代表帰国会見で/(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(4)大人を操ったヨイショと作り笑い


弘幸が通っていた摂津二中のサッカー部顧問だった田中章博は言う。 「偉そうなことばかり言うてたけど、圭佑はああ見えて何かを言うに当たり、相手に配慮して上手に伝えていた。そうしないと、みんなは構ってくれなくなるし、ボールももらえないから。ヨイショの一言や(笑い)。あと見えないところで褒めたりすることも忘れんかったね。だから、先輩たちも圭佑を無視できなかった。小学生の圭佑が出す指示を、中学生が真面目…

対ボローニャ戦での本田/(C)六川則夫/ラ・ストラーダ

本田圭佑「虚像と実像」(3)小4で“過剰な自信”を自覚


サッカー部顧問だった田中章博(62)にとって、小学生の本田は「飛び入りのお客さん」。田中が指導することはなかった。 いや、「しなかった」というのが正しい。 「圭佑は勝手に部活動に参加する小学生。私の生徒ではない。他の部員のように<ああしろ、こうしろ>と欠点を指摘し、指導する必要がなかった。これは圭佑にとって居心地が良かったと思う。失敗しても怒鳴られないし、いいプレーだけを褒められるわけやから。<…

今でこそ恵まれた体躯/(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(2)小学生が監督のスネを蹴飛ばした


摂津第二中サッカー部顧問だった田中章博(62)は言う。 「常に圭佑は相手を突破することしか考えなかった。<サッカーにはいろいろな快感がある。相手を抜き去る快感もあるけれど、相手が寄せてくる直前にパッと味方にパスを出すのも気持ちのエエもんだよ>と何度も話をした。でも、圭佑はチームプレーでゲームに勝つことよりも、相手を突破する快感を追い求めたんやろうな。ずっと1対1の勝負にこだわったからね」 小学…

兄が通っていた摂津二中/(C)日刊ゲンダイ

本田圭佑「虚像と実像」(1) 小4で中学サッカー部に“飛び入り”


摂津第二中の教諭でサッカー部顧問だった田中章博(現摂津市教育委員会、部活動振興相談員)はこう振り返る。 「弘幸がサッカー部に入ってから間もなくやったかな。放課後になると、グラウンドに体の細い小学生がふらっと現れるようになり、いつの間にか中学生に交じって、3対3とか4対4をやっている。ある日、部員に『あの小学生、誰や?』と聞いたら『弘幸の弟の圭佑です』と。私は当時も今もサッカー好きなら、誰でも来…

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