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坂東玉三郎特集

吉右衛門(上)と娘の夫である尾上菊之助

菊之助は大役抜擢 歌舞伎座で「重鎮vs若手」ガチンコ対決


吉右衛門と坂東玉三郎がその両家の親で、染五郎は吉右衛門の息子、菊之助は玉三郎演じる母の娘という配役だ。 玉三郎は子がいないこともあり、最近は門閥にとらわれずさまざまな若手と共演して芸を伝えようとしており、今月も吉右衛門の相手役を勤めるのと同時に、若い女形たちに芸を伝える役も担った。今回の「吉野川」は将来、吉右衛門が演じた役を染五郎が、玉三郎が演じた役を菊之助が勤める日のための実地教育なのだ。若い…

語り・中村芝雀(左)と聞き手・吉川潮

「若女形」をお家芸とする芝雀が襲名披露で演じるのは…


松本幸四郎、市川染五郎が「高麗屋」、中村吉右衛門が「播磨屋」、坂田藤十郎が「山城屋」、片岡仁左衛門が「松嶋屋」、市川海老蔵が「成田屋」、坂東玉三郎が「大和屋」、中村勘九郎、七之助が「中村屋」、澤村田之助が「紀伊国屋」。歌舞伎座で「中村屋!」「紀伊国屋!」と続いて声が掛かったら、屋号を知らない人が「どうして新宿のカレー屋と書店の名前を言うのか」と尋ねたという笑い話が残っている。 そして、中村芝雀は…

七之助(左)には「若手女形で最も有望株」の声も

トリンドルとは破局も…中村七之助は舞台の上も下も絶好調


「自分が主役として輝かせてもらっているという自覚を持って臨みたい」 人間国宝の坂東玉三郎(65)から手取り足取りの指導を受けたという七之助。稽古最終日に授かったという助言を引用し、「『中村座をあなたが揺らしなさい』と言っていただいた。自分が一番(の役者)だと思って演じたい」とも語った。 今回で4度目となる赤坂大歌舞伎は、18世中村勘三郎(享年57)がタネをまいた公演だ。長男の中村勘九郎(33=…

大車輪の活躍ぶり/(C)日刊ゲンダイ

歌舞伎座デビューは大盛況 市川中車“一目置かれる存在”に


坂東玉三郎率いる市川海老蔵、市川右近といった若手中堅が中心の一座は連日のように“満員御礼”を記録。「週末には数十人単位で立ち見が出た。その中には中車目当ての人も少なくなかった」(松竹関係者)というから、うれしい悲鳴である。 1971年から2003年まで父の市川猿翁が座頭をつとめた歌舞伎座の7月興行。中車は一般紙のインタビューで「プレッシャーを感じる」と心境を吐露していたが、昼夜にわたって舞台に…

中村吉右衛門と尾上菊五郎/(C)日刊ゲンダイ

駐車場代“自腹”…過去最高益の松竹に歌舞伎役者の恨み節


歌舞伎座新開場の直前に勘三郎、団十郎という千両役者が亡くなったため、他の看板役者の負担が大きくなるのは仕方がない面もありますが、高齢化も進んでいるし、このままでは体を壊す役者が続出する」 ■地下駐車場も“自腹” たしかに、重鎮クラスの人気役者でいえば当代の尾上菊五郎は71歳、中村吉右衛門は69歳、松本幸四郎は71歳、坂東玉三郎は63歳。 体力よりも気力で舞台を務めているといっていいだろう。 「吉…

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