日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

金正日 特集

金 正日(きむ じょんいる)1941年2月16日生まれ。2011年12月17日没。朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者。なお、同国の発表では1942年2月16日生まれとなっている。父は同国の最高指導者・金日成、長男は金正男、次男は金正哲、三男は同国の最高指導者・金正恩。1994年7月8日に父である金日成が死去したことを受け、同国の事実上の最高指導者となる。97年10月8日、金日成の死によって空席となっていた朝鮮労働党中央委員会総書記に就任。98年9月には「国家の最高職責」とされる国防委員会委員長に就任。2011年12月17日、心筋梗塞のため70歳で死去。
ハイテンションの金正恩朝鮮労働党委員長

金正恩の“暴走”を加速させる 亡父・金正日時代のトラウマ

米国の次期大統領が就任するまでの政治空白期に既成事実を積み上げようと焦っている」(外交関係者) 父親の金正日時代のトラウマも“狂行”に駆り立てているという。 「金正日による核保有宣言を受け、2005年に米軍のF117ステルス爆撃機が平壌入りし、急降下や急上昇を繰り返して威嚇作戦を展開した。すさまじい爆音と振動で金正日がいた建物はきしみ、窓ガラスも割れたそうです。暗殺…

実は金欠だった?

実は金欠だったのか…金正男“謎だらけ”のカネと私生活

「父の金正日が存命だったころは、秘密資金の運用や北朝鮮の武器取引の権限を与えられ、密輸など闇のビジネスで稼いでいたようです。父の金庫の暗証番号も知っていて、秘密口座から自由にカネを引き出すこともできたらしい。しかし、2011年に金正日が亡くなり、異母弟の金正恩体制になって、後見人だった叔父の張成沢が13年に処刑されてからは、本国からの資金供給を絶たれたはずです」(…

ムチャクチャ

巻頭特集 狂乱北朝鮮の謎解きと今後

なぜこのタイミングか 金正男暗殺の裏に北朝鮮の政権不安

北朝鮮の故・金正日総書記の長男、金正男(45)暗殺に、衝撃が走っている。 韓国の情報機関、国家情報院(国情院)によると、殺害を指示したのは金正恩朝鮮労働党委員長で、「5年前から暗殺を試みていた」という。北の犯行とみるのが自然だ。北朝鮮は日米首脳会談のタイミングに合わせて弾道ミサイルを発射し、国連安保理が14日、安保理決議違反として非難声明を発表したばかり。国際社会の…

金正恩が唯一、耳を傾けると言われる金与正(左)

北の実質ナンバー2に浮上か 将軍様の実妹・金与正の素顔

かつての金正日と実妹の金慶喜のような関係で、秘書室長のような役割を果たすことになるでしょう。金正日は〈慶喜の言葉は私の言葉だ〉とまで言い、要職に就けて可愛がっていました」 与正は金正日と第2夫人の高英姫の間に生まれ、まだ20代後半。金正恩と一緒にスイスの首都ベルンに留学し、帰国後に金日成総合大学を卒業したといわれている。 「在日朝鮮人の舞踏家だった母親の影響なのか、…

李英和氏

私の秘蔵写真

李英和氏が明かす 「北朝鮮留学は“怖いもの”見たさだった」

北の初代指導者・金日成が抗日パルチザンを展開していた42年、この木の麓で息子の金正日が生まれたことになっている。「神格化」のため、木は特注ガラスと豪華な遮光カーテンで守られていますが、すべて作り話。金正日は金日成の逃亡先であるロシアの生まれですからね。 私は在日3世として生まれ、工業高校を卒業して溶接工をしながら大学の夜間部に通いました。その後、大学院を出て母校・…

金正恩の実妹・与正

叔父も異母兄も殺害 金正恩が心を許す実妹・与正の役割

正恩から信頼されているのは間違いないでしょう」(北朝鮮ウオッチャー) 父の金正日も妹の金慶喜を信頼し、〈慶喜の言葉は私の言葉だ〉と、要職に就けていた。与正は実質ナンバー2だという見方もある。この先、絶大な権力を握っていくのか。デイリーNK東京支局長の高英起氏はこう言う。 「猜疑心の強い正恩が本当に分かり合えるのは、血をわけあった兄妹しかいないのだと思う。正恩の母親は…

会場前でメディアがたむろ

滞在費払わされ取材はNG 北朝鮮に踊らされる日本メディア

その後は、金日成主席と金正日総書記が現地指導した「3・26電線工場」を案内されたという。党大会とは全く関係のない施設だ。コリア・レポート編集長の辺真一氏はこう言う。 「詐欺に遭ったようなものです。メディアは抗議するなり、ボイコットするなり、毅然とした態度を取るべきだった。このままでは北朝鮮の宣伝につき合わされ、利用されるだけです」 それにしても、招き入れておきながら…

None

国防相を高射銃で公開処刑…手がつけられぬ金正恩の“狂気”

父親の金正日総書記でも、軍の幹部に手をかけるような真似はしなかった。金日成主席の『軍を大事にしろ』という教えを忠実に守ったのです。おそらく正恩氏の権威を大きく損なうほど、玄氏の不満が態度に表れていたということでしょう。そうでなければ、こんな公開処刑はしませんが、これは正恩氏が軍を掌握できず、神経質になっていることの裏返しでしょう。本来なら、叔父で後見人の張成沢国防副…

カネを返しておけば…

金正男暗殺は資産「200億円」が理由だった…返還命令に従わず

「故・金正日総書記は、長男の金正男を後継者にできなかったことを不憫に思い、少なくない資産を海外に残してあげたと伝えられています」 外貨不足に悩む北朝鮮にとって220億円は大金だ。兄を暗殺した正恩は、今ごろ、秘密資金を血眼になって探し回っているはずだ。 「金正恩のことだから、兄の隠し資産を執念深く洗い出そうとするでしょう。ただ、経済制裁で多くの北朝鮮の海外口座が凍結…

後ろ盾がなくなった…(金正恩と習近平)

クーデター誘発も 中国が本気で進める「金正恩拘束」作戦

その場合、正恩の後任は金正日の異母弟でチェコ大使の金平一、あるいは正恩の兄の金正哲を据えるのが最善策です」 ただ、中国はすぐに動かないという見方もある。今秋、5年に1度の共産党大会が開かれるからだ。中国政府が動くとしたら、大会終了後だという。 中朝関係に詳しい「週刊現代」編集次長の近藤大介氏によれば、中国では2つの北朝鮮政策が論じられてきたという。北の軍隊で米軍の侵…

ミサイルで反撃

巻頭特集 狂乱北朝鮮の謎解きと今後

米国では練られている 北朝鮮先制攻撃論の中身と現実味

切り札は米本土を射程に収める核ミサイルの開発しかないと思い詰めているのは、間違いないでしょう」 北朝鮮は金正日総書記時代の2005年に核兵器の保有を宣言。同時にミサイル開発も進め、金正恩体制以降に加速させた。昨年だけで核実験を2回、弾道ミサイル発射を20回以上も強行した。 12日に発射した新型弾道ミサイル「北極星2」は固形燃料で飛ばすため、発射兆候を掴むのが難しい。…

満面の笑みで演習を視察(労働新聞電子版から)

また挑発行動…死に体韓国を襲う北朝鮮「軍事行動Xデー」

17日は金正日総書記の5周忌で、30日は金正恩委員長の後継就任から5周年の節目。北朝鮮では5は験担ぎにも用いられる数字であることから、弾道ミサイルの発射や核実験の実施の懸念が高まっています」(朝鮮半島事情通) 一方、朝鮮半島情勢に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏はこう言う。 「崔順実ゲート事件で怒り沸騰の世論を受け、罷免必至の朴槿恵大統領にとって、北朝鮮の暴走はこ…

新薬効果で元気ハツラツ?

新たな資金源? 金正恩が輸出もくろむ“精力増強剤”の中身

金日成主席や金正日総書記の健康管理を担う「長寿研究所」の元研究員だ。英デーリー・スター電子版の取材で明かしたのだが、さらに驚くのがその成分。ウニのゆで汁、アルコール漬けキノコ、ヘビのエキスだという。怪しさ満載である。 医学博士の米山公啓氏はこう言う。 「そもそも、精力増強剤に医学的根拠はない。バイアグラに代表されるED治療薬は勃起不全を改善するもので、まったく別物。…

独裁体制を維持したい(北朝鮮の金正恩総書記=左と安倍首相)

巻頭特集

核ミサイルの兆候に緊迫 圧力で北朝鮮が屈服するのか

当時の金正日総書記は「フセインは核を持っていなかった。核を持たなければ米国に潰される」という教訓を導き出し、03年には核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言。06年に1回目の核実験を強行した。 以降、北朝鮮は米国から「体制維持」を引き出す対話を求めて軍事挑発を繰り返す。対する米国は「核を放棄しなければ対話に応じない」の一点張りである。 ■核ミサイルの撃ち合いという…

朴槿恵大統領

脱北エリート証言 韓国・朴大統領の「強硬発言」真の狙い

金正日時代の平壌でミサイル開発に携わった韓国在住の脱北者は先月24日、都内の講演でこう話した。 「朴槿恵大統領周辺は意図的に〈斬首〉というキーワードを使っている。敵に首領のクビを取られるくらいなら自分たちの手で、という脊髄反射的な反応が朝鮮半島にはあるためです。共和国内部は一枚岩ではなく、不満分子がくすぶっている。朴槿恵発言は、そうした勢力のクーデターを扇動したも…

この光景はいつまで(写真は金正恩党委員長)

駐英公使ファミリーまで亡命 北朝鮮消滅のカウントダウン

金正日時代と比べて経済状況が好転したこともあって、脱北者は半減した。それが、相次ぐ核実験などで経済制裁を食らうと、加速度的に景気が悪化。国内外への締め付けを強めるほど脱北者が増え、今年上半期は前年比約22%増に膨れ上がり、7月末までに815人が逃げ出している。 コリア・レポート編集長の辺真一氏が言う。 「この副大使は、脱北者番付で言えば三役に入る大物。恐怖統治の影響…

ベストセラー早読み

「ジニのパズル」崔実著

何より、教室に掲げられた金日成、金正日親子の肖像画に強い違和感を抱いた。 1998年、テポドンが発射された翌日に、制服のチマ・チョゴリで学校に向かったジニは、街で理不尽な暴力を受ける。 激しい怒りを秘めたまま心を閉ざしたジニは、煩悶の末に立ち上がる。それは、小さくて、とてつもなく大きな、たったひとりの革命だった。 2つの国のはざまで生きながら、大人に、社会に正当な怒…

「第4回核安保サミット」

巻頭特集

ならず者の挑発に喜々とし…日米韓「三国同盟」の行方

戦争を経験している父親の金正日は瀬戸際外交に徹したが、33歳と若く、戦争の怖さを知らない金正恩は、暴発する危険を拭えないと思います」(辺真一氏=前出) 朴槿恵と金正恩という組み合わせは、どうにも危うい。非難合戦も激しくなっている。 はたして、安倍首相は、どこまで朝鮮半島の危険を理解して、日米韓3カ国の協力を「目に見える形で」「具体的に」進めていくと強調したのか。どう…

やっぱりストレス太りか

暗殺作戦に激怒も…金正恩が本気で怯える習近平の鉄拳制裁

16日の金正日総書記の生誕記念日には恒例行事の集団墓参を欠席。韓国周辺でF22戦闘機などを展開する米軍の急襲を恐れた――との見方を韓国メディアが報じた。 それを裏付けるかのように、北朝鮮人民軍最高司令部は23日の「重大声明」で金正恩の暗殺作戦に言及。3月上旬に迫った米韓合同軍事演習をにらみ、「わが最高首脳部を狙った『斬首作戦』を通じ体制崩壊を実現しようとするものだ」…

None

中国春節を狙い撃ちか 金正恩「ミサイル発射」強行の狙い

「出世の芽を摘まれた武大偉ははらわたが煮えくり返り、金正日、正恩親子を〈あのガキ〉呼ばわりしています。もはや朝鮮半島問題特別代表はなり手がいないでしょう」(外交関係者) 北朝鮮が国際機関に実験通告したのは8日から25日。中国は旧正月にあたる春節を8日に迎える。 「習近平国家主席への当てつけです。北朝鮮は5月に控える36年ぶりの労働党大会に向け、中国をイラつかせる絶…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事