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川端康成特集

「ノスタルジー1972」中島京子 早見和真 朝倉かすみ 堂場瞬一 重松清 皆川博子著

幕開けは中島京子のモハメド・アリの来日と川端康成の自殺を織り込んだ母の失踪の物語。続く早見和真は、孫の安保法制反対運動と祖母の沖縄返還反対運動を二重写しにする。朝倉かすみは札幌オリンピックの日の丸飛行隊の活躍を応援する家族だんらんを見ながら疎外感を味わう少女の心情を描く。恋人の婦人警官から得たネタでスクープを書くべきか葛藤する新聞記者を描く堂場瞬一。残留日本兵のニ…

イカした中年を養成する大人の必読本

誰もが抱える「死」という人生の〆切

夏目漱石、川端康成、吉行淳之介、星新一、村上春樹、長谷川町子、岡崎京子……。この本には、明治から現在にいたる90人の名だたる書き手が、それぞれの「〆切との格闘」を描いたエッセーや手紙、マンガなどが収められています。 〆切は、作家や漫画家にとって、もっとも身近で切実な問題。どれもリアリティーと真剣味と躍動感にあふれた名文(名作)ばかりです。島崎藤村は、パリから編集部…

近畿地区代表の「午前午後」が優勝

未来の高学歴芸人か? 高校生漫才優勝「午前午後」の進路

3回戦で甲子園に出場した履正社に当たって0-10の6回コールド負けを喫したが、茨木高は偏差値76、川端康成を輩出した大阪でトップクラスの進学校だ。 当然2人の目指す大学も一流で、浦田は神戸大学医学部、前田は京都大学工学部を目指しているという。これには審査員の「NON STYLE」井上裕介(36)が「吉本はやめとけ!」と思わず止めに入る場面も。 2年のとき浦田に誘われ…

トイレの中まで古い映画のポスターが

怪しさ120% 東京ディープ酒場

阿佐谷の通称“シベリア通り” 昭和レトロ一色のバーに潜入

川端康成など文豪に愛された街、阿佐谷――。もちろんのんべえにとっても愛すべきパラダイスよ。駅周辺にはスターロード、川端通り、いちょう小路などがあって、個人経営の小さな飲み屋がいっぱい。中年オヤジが、ちょいと一杯ひっかけるのによさげなお店も多いと思うわ。 駅南口、左手すぐに広がる一番街もそんなスポット。午後9時すぎ。スターロードのバーで飲んだスコッチでジンワリ火照った…

ザッツエンターテインメント

浅草通になれる本特集

高校や大学で日本文学などを講ずる金井景子氏ら30~50代の研究者6人による共著で、外国人の見た幕末・明治の浅草を描いたR・フォーチュン著「幕末日本探訪記 江戸と北京」、浅草の不良少年たちの日常を描いた川端康成著「浅草紅団」、SF作家で直木賞受賞者・半村良の人情小説「小説 浅草案内」など、全18冊で浅草を文学散歩する。 江戸時代から浅草寺を中心に、蔵前の「米蔵」と「吉…

石井光太さん(右)

二木啓孝の一服一話

石井光太さん希望を抱くための営み、人間のパワーを伝え共有したい

川端康成の小説でいえば、ふるまい、目線の描写ですべてを表している。そうした表現方法に憧れていますね。 二木 テレビや新聞は、どうしても訴求力の大きい大見出しが先にくるわけですが、石井さんの作品は小見出しや地の文で勝負されている。 石井 本という存在は大メディアのアンチテーゼだと思います。現場に立った時、僕には小さな物語しか見えてこない。テレビは、それだけではやってい…

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新書あらかると

「芥川賞の謎を解く全選評完全読破」鵜飼哲夫著

最年少選考委員の川端康成の選評に激怒した太宰は、雑誌で反論し、川端を「大悪党」と罵倒、「刺す」とまでつづっている。 その他、受賞が社会的事件となった石原慎太郎の「太陽の季節」や最年少受賞者・綿矢りさ「蹴りたい背中」など、選評から日本の文学史を読み解いていく。(文藝春秋 830円+税)…

「IQ84」発売当時/(C)日刊ゲンダイ

また落選でもメゲず…正統派「ハルキスト」の必要十分条件

好きな小説家は夏目漱石や吉行淳之介、嫌いなのは川端康成と三島由紀夫。影響を受けた作家は、スコット・フィッツジェラルド、トルーマン・カポーティ、リチャード・ブローティガン、カート・ヴォネガット、レイモンド・チャンドラーら。当然、ハルキストなら、フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」を読破している。 今回のノーベル賞落選で、職場でも元気のないハルキストたちがいるは…

「アングラと宝塚は似ている」と月船/(C)日刊ゲンダイ

元宝塚スター月船さらら アングラ劇で汗だく「四の字固め」

脚本は川端康成文学賞受賞作家・戌井昭人。ゴーリキーの「どん底」をモチーフにしたもので、貧民窟を舞台に底辺の人間模様を描いた不条理劇。「4の字固め」とは、酒場で意気投合した男女がそのままアパートに行って愛を確かめ合うシーンなのだとか。 「私の役は底辺の生活から抜け出そうと別の世界を夢見てる商売女。希望を捨てずに見果てぬ夢を追いかけるエネルギーやパワーは、芝居をやって…

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「文壇さきがけ物語 ある文藝編集者の一生」大村彦次郎著

楢崎の活躍を軸に、高見順や太宰治、川端康成など、そうそうたる人物たちのエピソードを交えながら、昭和の文壇史を活写した力作。 (筑摩書房 1200円)…

度重なるスキャンダルでマスコミを騒がせた

プレイバック芸能スキャンダル史

写真誌スクープ合戦で丸裸に 「火宅の人」竹脇無我の私生活

芸術座で上演されていた川端康成原作の舞台「雪国」で主役の島村役を演じていた無我が、駒子役で共演していた十朱幸代(当時43歳)と南青山での深夜1時のデートをスクープされた。この時、十朱側は事務所社長らスタッフも同伴していたと釈明。 「写真も単に路上を2人で歩いているところ。舞台の共演者同士が飲みに行くことも不自然ではない。いったんはそれで収まったのですが……」(週刊誌…

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