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松田優作特集

故・森田芳光監督と野村宏伸

今あるのはあの人のおかげ

野村宏伸が感謝…映画抜擢&松田優作に会わせてくれた恩人

松田優作さんにも会わせてくれました 角川映画「メイン・テーマ」(84年)の薬師丸ひろ子ちゃんの相手役に、2万3000人の中から選ばれてデビューしたんですけど、俳優になろうとは全然、思っていませんでした。 実家は祖父の代から40~50人の工員を抱える化学薬品工場を経営していて、ボクが3代目になるはずでした。ところが高校1年の時に突然、倒産したんです。工場も、生まれ…

エッセー集を上梓/(C)日刊ゲンダイ

「自転車で邸宅を探した」 六角精児が語った“松田優作愛”

一人は故・松田優作――。 松田優作は中央林間に住んでいるらしい、という情報だけを頼りに隣町から自転車を走らせ、松田邸を探し回ったのは小学生の時。片っ端から見た作品の中では、「暴力教室」(76年)や「ヨコハマBJブルース」(81年)といったB級ものが好きだという六角氏だが、ドラマ版「探偵物語」(79年)には特別な思いがあるという。 「優作さん演じる工藤俊作がスタイリッ…

酔って新幹線のトイレで寝たことも

今だから語れる涙と笑いの酒人生

佐藤蛾次郎「松田優作は俺をちゃかす客に『殴ってくる』と」

酒といえば、実の兄貴のように慕ってくれた松田優作のことも忘れられない。優作と知り合ったのは日活のアクション映画「あばよダチ公」(74年)のロケ。優作が主役で、オレは助演。衣装合わせの時に優作だけ遅れてきたもんだから、最初はカチンときたんだ。でも、ちょうど刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のジーパン刑事役でブレークしてた時だったから、けっこう忙しくてね。 それが分かったも…

33年前の東京の空は大きかった(映画「家族ゲーム」から)

私の秘蔵写真

俳優・宮川一朗太 松田優作にプロレス技をかけられドヤ顔

かけているのは、松田優作さん。優作さんは結構本気で、痛かった~。 ボクは高校受験を前にしたダメ受験生で、優作さんが変な家庭教師役。最初はまったく相いれない2人が、勉強のほかに、いじめられっ子のボクが優作さんにケンカの仕方を教わるようになって、いじめっ子に反撃の拳を浴びせる――ってわけ。で、これが一番、優作さんに密着している場面。 83年ですから、ボクは16歳で優作さ…

「処刑遊戯」

孤独の映画

処刑遊戯(1979年 村川透監督)

松田優作と村川透監督は「遊戯」シリーズを3作撮っている。78年の「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」に続く最後の作品がこの「処刑遊戯」だ。 殺し屋の鳴海(松田)は歌手の直子(りりィ)とバーで出会ってベッドイン。その後ドライブ中に謎のクルマに追突され、鳴海は気絶させられる。相手は謎の特務機関だった。 地下室で縛られた状態で目覚めた鳴海はロープをほどき、そばにあった拳銃で脱出…

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プレイバック芸能スキャンダル史

血尿を隠して撮影に臨んだ松田優作40歳の死

<1989年11月> 「太陽にほえろ!」(日本テレビ)のジーパン刑事役でブレークし、「探偵物語」(同)や映画「蘇える金狼」などで卓越した演技を披露した“カリスマ”松田優作。そのあまりにも早い死を悼む声は今も多い。 体の不調を訴えるようになったのは88年のことだ。9月27日、「血尿に悩まされていたが、ついに尿が出なくなった」とひとりで都内の病院を訪れた。内視鏡の検査で…

今夏クランクイン予定の映画「14の夜」で監督デビュー

バイト生活から着想 足立紳氏が語る「百円の恋」執筆秘話

■99円ショップでバイトする日々から着想 転機が訪れたのは2012年、山口県の周南映画祭に新設された脚本賞「第1回松田優作賞」で「百円の恋」がグランプリに選ばれてから。同作は2年前の10年に書き上げた時に複数の映画会社に売り込んだが、まるで相手にされなかったという。 「僕も武正晴監督もどこの馬の骨とも分からない人間。ホンを持ち込んでもなかなか目を通してもらえません…

安藤サクラもびっくり?

単館系作品「百円の恋」 アカデミー賞優秀作品のなぜ?

実はこの作品はオリジナル脚本に与えられる第1回松田優作賞の受賞作だった。同賞は周南「絆」映画祭(山口県周南市)が運営する。いわば「百円の恋」は松田優作が生前、映画にかけてきた激しい熱情にとてもふさわしい作品である。 優秀作品賞5本の中から最優秀作品賞が3月4日の授賞式で選ばれる。もし最優秀までいったら日本アカデミー賞持ち回りの風評はたちどころに消えることだろう。 …

64歳で初入籍した桃井かおり

64歳で初入籍 桃井かおりの「男性遍歴」はまるで“トラブル史”

噂になったのは伊集院静、荒木一郎、萩原健一、松田優作、つかこうへいなど、いずれもひと癖もふた癖もある男たちばかり。 「中でも印象に残っているのは荒木一郎との件ですね。私がまだ駆け出し時代、別件で荒木さんを取材したら、それをはぐらかすように『俺とかおりとの関係を書けばいいじゃない』と言われ、その場に桃井まで呼んでくれた。おかげで思わぬスクープをモノにできました」(肥留…

「すぐには納得できなかった」と語る

あの人は今こうしている

末期がん告白 マッハバロン下塚誠さん「毎日を有意義に」

ジーパン刑事の松田優作さんが185センチでしたから、後任も高身長でいこうってことだったそうです」 その後は、NHK大河ドラマに4回出演したほか、「水戸黄門」「Gメン’75」など、多数の人気シリーズや舞台、ラジオドラマに出演した。 プライベートでは26歳で結婚。1男1女に恵まれるも、「10年も持たずに離婚」(下塚さん)。現在、長男は37歳、長女は32歳だ。 「余命宣告…

イケメンが玉にキズ?

芸能界クロスロード

映画「SCOOP」は不調…福山雅治“大胆イメチェン”は吉か

生きていれば松田優作さんにぴったりの役だったと思う。ベッドシーンもしかり。日本一ベッドシーンが似合わない役者として高倉健さんが有名だったが、福山もそれに近い。大胆にイメチェンを図った福山。果たして、吉と出るか――。…

グラスを片手に語る“演劇的酒人生”

今だから語れる涙と笑いの酒人生

稽古後は仲間と激論 流山児祥さん「演劇と酒とは不可分」

松田優作、原田の兄貴(原田芳雄)に倣い、ジャック・ダニエルにこだわってたのは80年代だった。俺にとって演劇と酒とは不可分でね。酒はコミュニケーションツールであり、イマジネーションの源。20代のころから今に至るまで稽古後は酒を飲みながら社会や芸術について激論を戦わせてる。 そういえば、70年代から90年代にかけて一世を風靡した東京キッドブラザースの主宰者・東由多加さん…

詩集の中に役者にかける言葉を探す

プロの本棚

御法川修さんが詩集を読む理由 「演出って言葉だと思う」

監督はそのリポートをもとに、演技指示などを行います」 テレビドラマ「いつかティファニーで朝食を」「きみはペット」、09年公開の映画「SOUL RED 松田優作」などの演出を手掛けてきた。 「演出って『言葉』だと思うので、役者さんに投げかけてあげるその言葉を探す時に、撮影に出かける前に必ずめくるのが詩集。本棚の中心に並んでいます」 何げなく手に取った詩人・長田弘の評論…

料理がプロ並みにうまいヤクザ役

異色の食ドラ「侠飯 おとこめし」は生瀬勝久の名言もキモ

黒澤満といえば、松田優作の映画「最も危険な遊戯」やドラマ「探偵物語」などを手がけた伝説のプロデューサーである。その名がドラマ24「侠飯~おとこめし~」(テレビ東京系)に、制作監修としてクレジットされていたので驚いた。御年83歳にしてバリバリの現役だったのだ。 三流大学に通う良太(柄本時生)は就活の真っ最中。討ち死にの日々が続いていたが、ひょんなことから逃げ込んできた…

勝野洋さんが言う「貴重な一枚」

私の秘蔵写真

残る写真は1枚のみ…勝野洋さんが故・沖雅也さんを語る

ボクは“ジーパン”の松田優作さんからバトンを受け取ったんですけど、そのときも日比谷公園のロケ現場でご挨拶したのを覚えています。これは、ボクから沖ちゃんにバトンタッチしたときのものでしょうね。詳しいことは覚えてないんですけど。 沖ちゃんとは、このときが初対面。すごくシャープな人だという印象を持ったのを覚えています。沖ちゃんのほうが3歳下だけど、「太陽――」がデビュー作…

松田翔太(左)と松田龍平

あれもこれも言わせて

2世タレント 歓迎できるのは龍平&翔太の松田ブラザーズ

2人に松田優作の面影を感じられることがファンとしては何よりうれしい。松田ブラザーズみたいな2世なら、大歓迎!…

監督と主役を兼ねる水谷豊

水谷豊が監督 映画「TAP THE LAST SHOW」の不安と期待

佐分利信や田中絹代の昔から、松田優作、桃井かおり、役所広司、今年なら黒木瞳。映画にこだわりをもつ俳優たちが挑戦し続けてきた。しかし、すべての人が興行で成功できるほど監督業は甘くはない。 “俳優監督”の作品が興行で難しいのは映画へのこだわりが強すぎて、その結果、凝りに凝った中身が観客を選んでしまうことが多いからだ。中身がわかりづらい場合もある。 だから、監督の水谷に期…

3年ぶりのメディア出演

静養中の渡哲也語る 石原裕次郎と「大都会シリーズ」秘話

収録は都内の自宅で行われ、石原裕次郎をはじめ、同作で共演した松田優作との秘話、犯人役だった八名信夫や田中浩ら作品のスパイスとなった名バイプレーヤーの演技など多岐にわたる。 石原プロが1976年から制作し、最高視聴率25%をマークしたテレビ映画「大都会」。だが、渡は今回、裕次郎が当初はテレビ番組の制作に乗り気ではなかったことをこう明かしている。 「裕次郎さんには映画…

「ときめきに死す」発売=アスミック・エース/販売=KADOKAWA

観ずに死ねるか

ときめきに死す(1984年 森田芳光監督)

邦画では市川雷蔵の「ある殺し屋」や松田優作の「処刑」シリーズか。暗殺は映画の大きなテーマだ。 本作の主人公は沢田研二演じる若き暗殺者・工藤。元歌舞伎町の医者を名乗る中年男・大倉(杉浦直樹)が管理を担当する別荘に現れる。大倉は依頼主から工藤の世話を命じられている。その2人の日常にコンパニオンのひろみ(樋口可南子)が派遣される。ひろみは男たちの性欲処理のために雇われたが…

故・岸川均さん(左)石橋凌

今あるのはあの人のおかげ

デビュー1年で挫折も「頑張れ」 石橋凌が継いだ恩人の遺志

でも、私の考えるロックは日本では茶の間に受け入れてもらえず、27、28歳の頃、「もう限界、歌をやめて田舎へ帰ろう」と思っていたところで出会ったのが松田優作さんでした。彼との出会いで俳優への道が開けました。岸川さんは私の作品を見て、ミュージシャンとは違う一面を評価してくださっていたと聞いています。 岸川さんが亡くなって10年。毎年、命日の11月17日前後に、地元出身…

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