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坂本竜馬特集

歴史小説の醍醐味にひたる傑作長編


幕府の下で働くことに見切りをつけて勝麟太郎の海軍塾に入塾し坂本竜馬と運命の出会いを果たした若き時代から、明治維新後に岩倉具視に推されて外交の場に立った後に各地の政治に力を注いだ時代、西南戦争後の不遇の投獄時代、特赦によって出獄後にヨーロッパに留学し国家学を学んだ時代、帰国後外務大臣として活躍した時代、日清戦争からやがて肺の病で倒れるまで、ジェットコースターのような人生の軌跡を追っていく。東洋の…

森達也氏

「人間臨終考」森達也氏


「組織に入ると、主語が一人称でなくなってしまうんですよ」 坂本竜馬、弁慶、頭山満、そしてガガーリン、ラスプーチン、江青ほか歴史上の人物18人の臨終に現代日本社会の問題を絡ませ、著者の妄想を駆使してパロディー仕立てにした作品である。 例えば石川五右衛門は釜ゆでになったが、その残虐な刑を命令した秀吉は、すっかり忘れて夕食を食べていたことに。だが、どちらかというと〈横死〉した人物を取り上げたものが多く…

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「人魚ノ肉」木下昌輝著


大政奉還の翌月、倒幕開国に奔走する坂本竜馬は同志の中岡慎太郎と隠れ家の京都近江屋で江戸に都を移す算段をしていた。腹が減って仕方がない竜馬は、少年時代に故郷の桂浜で打ち上げられた人魚の肉を食べたことを思い出す。食べれば不老不死といわれる人魚の肉だが、一緒に食べた岡田以蔵は今はもういない。以蔵と竜馬は、その後、三日三晩荒れ狂い家に閉じ込められたが、竜馬が覚えているのは以蔵の目に宿った狂気だけだった。…

井上真央が悪いわけじゃない/(C)日刊ゲンダイ

最低視聴率のNHK大河「花燃ゆ」専門家に聞く“巻き返し策”


それを見誤ると命取りになりかねません」(前出の鈴木嘉一氏) キャスティングを発表していない坂本竜馬を「後半戦の目玉にする」(別のNHK関係者)というが、まだまだ序盤戦。“外野”の声に振り回されずに歩を進めるべきだろう。…

“恋多き魔性の女”と呼ばれた

清純派から“魔性の女”に 荻野目慶子を襲った新進監督の自殺


そんな河合監督が、一人暮らしを始めた荻野目のワンルームに転がり込んだのは、初監督した映画「幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬」(86年)が失敗に終わったのが原因。負債を抱えた上に、仕事もなくなって荻野目宅での同棲を選んだのだ。 その後は荻野目が生活費をまかなう日々。ついに荻野目は別れを切り出したが、監督は納得せず。自殺前、荻野目は2時間ドラマのロケで地方に出かけ、監督はクランクイン間近の…

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