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平山昌弘特集

楽天OP2回戦途中、臀部に痛みが出た

錦織臀部は軽症も 「相当な疲れ」とフィジカル専門家危惧

右利きの選手は左サイドを軸にしてボールを打つので、体の左側に大きな負担がかかるのは当然だが、「この箇所を痛めるということは相当疲れがたまっているはずです」と言うのは、フィジカルトレーナーの平山昌弘氏だ。 「左臀部は、動きの要となる股関節や骨盤に近い。疲れを取りきれないと痛めるケースが多く、注意が必要です。テニスのトップ選手は過密日程で、今年は五輪もあった。飛行機の長…

準決勝の試合中、ユニホームを脱いで体を冷やす錦織

スタミナより重要…錦織圭「4大大会制覇」へ足りないもの

■フィジカルトレーナーの視点 「錦織が4大大会に勝つには、次元の違う体の使い方が求められる」と言うのは、フィジカルトレーナーの平山昌弘氏だ。 「全身運動を長く続けるために、最大酸素摂取量を上げるトレーニングや、筋肉そのものの運動能力を上げるトレーニングはあるし、それを否定しません。しかし、アスリートはその前に体を効率よく使いこなすことが重要です。効率がよければ少な…

ウィンブルドン4回戦途中、体調を確かめる錦織

周囲に煽られ金宣言 錦織「五輪出ないで」の声なぜ出ない

フィジカルトレーナーの平山昌弘氏がこう説明する。 「脇腹には外腹斜筋と内腹斜筋があり、どちらもかなりの面積が骨盤についている。骨盤のバランスが安定しないことで腹斜筋に負担がかかり、痛めるケースが多い。テニス、ゴルフ、野球の打者も投手も、体をねじることによりボールを打ったり投げたりするので脇を痛めやすいのです。脇腹をねじらずにテニスはできない。完治しないままプレーす…

大記録に可能性を秘める大谷(左)と桐生

大谷170キロと桐生9秒台 「夢の記録」達成は可能なのか

「日本人にとって、それだけ10秒の壁は厚いのです」と、アスリートの体に詳しいフィジカルトレーナーの平山昌弘氏がこう続ける。 「人の筋線維量は生まれた時から決まっている。日本人は有色人種に比べて、足を引っ張り上げる時に使う腸腰筋が少ないので、そもそも100メートルなどの瞬発系競技には向かないのです。昨年5月に中国の蘇炳添(26)が9秒99を記録したが、大陸系の中国人…

世界選手権で辛くもV13達成

リオ五輪メダル候補の「勝算」

五輪4連覇狙う吉田沙保里 年齢の“衰え”はどこに表れるか

フィジカルトレーナーの平山昌弘氏がこう言う。 「いくらトレーニングを重ねていても、30代になると体力的な数値が急カーブを描いて降下し始め、筋肉の強度、弾力性が落ち、関節も弱くなる。イメージ通りの動きができなくなります。レスリングは常に動かなければならない競技ですから、なおさらです。基礎体力が落ちれば呼吸循環の負担が大きくなり、息が上がる。また動体視力も落ちてくる。…

リオ五輪マラソン代表に決まり、会見する佐々木(左)と伊藤両選手

東京五輪マラソンでメダル狙うなら大学生育成急ぐべき

フィジカルトレーナーの平山昌弘氏は、「体幹を鍛えるなどして、走るための体づくりを行えば、大学生でもフルマラソンを走ることはできる。固定観念にとらわれていても何も変わりません」という。 昨年の世界選手権金メダルのギルメイ・ゲブレスラシエ(エリトリア)は19歳だった。日本のマラソンは、発想が柔軟で研究熱心な若い指導者と若い選手に期待するしかない。…

惜しくも銀メダルの卓球女子

世界銀の卓球と明暗 “内弁慶”招いた男子マラソンの体たらく

旧ユーゴ・ナショナルスキーチームのコーチ経験がある平山昌弘氏が言う。 「私は英語と片言のドイツ語などで欧州選手とやりとりした。結果を残さなければクビですから必死です。そこでトップ選手たちは、筋力ではなく、骨盤や股関節をうまく使い、上半身と下半身のバランスを重視していることを改めて知ったのです」 さらに平山氏はこう続ける。 「高地育ちのアフリカ選手は心肺能力に優れて…

金本監督は現役時代、ウエートトレで結果

金本阪神キャンプ「ウエートトレ」強制に専門家が疑問符

しかし、フィジカルトレーナーの平山昌弘氏は首をかしげてこう語る。 「金本監督は現役時代、ウエートトレのおかげで結果を残しましたが、彼はパワーで打つタイプだった。一方で、3度の三冠王に輝いた落合(博満)さんのように、体重移動とバットをしなやかに操りながら打つタイプもいる。落合さんと話した時、『俺は大きくなかった(三冠王当時178センチ・80キロ)ので、効率よく体を使…

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松山が背中痛で途中棄権 “古傷”との関連性を専門家が指摘

フィジカルトレーナーの平山昌弘氏は「前週の右足首ねんざと、今回の背中の痛みは関連があると見ていいでしょう」とこう解説してくれた。 「下半身にトラブルを抱えると上半身に影響が及びます。ねんざした右足首をかばうと上半身は左に傾いてくる。体のバランスが崩れてくるわけですが、プロだからスクエアではないと無意識のうちに右側に戻そうとします。その右足首をかばった代償が右背中の…

池江は自宅で雲梯にぶらさがっていた

W杯で100mバタ日本新 中3池江の躍進支えた「雲梯」効果

スポーツ選手の身体に詳しいフィジカルトレーナーの平山昌弘氏は「水泳選手にとって雲梯の効果は大きい」と言って、こう続ける。 「最近の子供は運動量そのものが減っただけでなく、行政の判断で雲梯やジャングルジムなどの公園の遊具も使えなくなった。都会の子供は崖や木登り、野山で遊ぶ機会もほとんどない。よじ登る、駆け上がる、引きつける、踏ん張るといった身体動作があまりない。例えば…

長友(右)や香川(央)の体脂肪にも不満?

なぜ12%? ハリル監督「体脂肪率」管理に専門家から疑問の声

旧ユーゴ・ナショナルスキーチームのコーチ経験があり、フィジカルトレーナーの平山昌弘氏は、「何を根拠にハリルが12%にこだわるのか理解できない」とこう続ける。 「体内の脂肪は個人差もありますし、適度な脂肪があった方がいいこともあります。実際、体のエネルギー燃焼は、体内の酸素が枯渇した後に脂肪が燃えて、それがエネルギーに変わります。ある程度の脂肪がないと、エネルギー不…

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日本スポーツ界で「アフリカ系ハーフ選手」続々頭角の背景

運動選手の体に詳しいフィジカル・トレーナーの平山昌弘氏によれば、「運動生理学的に見ても瞬発系競技は先天的に黒人が有利」だという。例えば、足を引っ張り上げるときに使う陸上選手の腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)を比較すると、日本人はアフリカ系選手の半分という。確かにU―18野球日本代表のオコエの走力は日本人離れしている。 「日本もこれだけ国際化しているのです。東京五輪やその先…

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宿敵ナダル撃破のツケか…錦織の“パンク”を専門家が分析

「完勝したナダル戦の影響があったのではないか」というのは、スポーツ選手の身体に詳しいフィジカル・トレーナーの平山昌弘氏だ。 「これまで一度も勝っていない相手との試合では、無意識に力が入るものです。すると上半身が硬くなり、いつもより動きが悪くなる。人間の体重の65%ぐらいは上半身の重さです。例えば、硬さのある上半身を捻ると、下半身との連動も悪くなり、足腰への負担が大き…

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錦織の怪我はなぜ「左足」に集中? フィジカルの専門家が分析

運動選手の体に詳しいフィジカル・トレーナーの平山昌弘氏がこう言う。 「ふくらはぎやひざ、足首を痛めるのは足の根っこ、つまり股関節に問題があるケースが多い。どんな競技でも試合になれば予想外の動きをするシーンが出てくる。例えば右利きのテニス選手で左足が軸足になるのは、サーブとバックハンドの時。特にバックサイドに振られた際、股関節の可動域が限界を超えれば異常をきたします。…

西武時代からケガが多かったオリ中島

プロ野球選手に「走っただけで肉離れ」続出 の“元凶”は?

運動選手の体に詳しいフィジカルトレーナーの平山昌弘氏は「筋トレの弊害ですよ」とこう言う。 「80年代に筋トレが本格的に導入されてからプロ野球の、特に打者はパワー重視になった。しかし、体幹や股関節などの体の基礎機能を無視して筋肉のパワーを単体で上げようとしているからケガをする。筋肉の動きは前後、上下、左右の引っ張り合いなんです。こちらの筋肉を動かせば隣の筋肉が引っ張…

桐生は10秒40の平凡な記録で2位に終わった

桐生には100m9秒台の過剰期待 日本人の“限界”を専門家解説

運動選手の身体に詳しいフィジカル・トレーナーの平山昌弘氏は、「そもそも日本人は短距離に向かない人種なのです」といってこう語る。 「高額賞金が稼げるということで、アフリカ勢が参加するようになったマラソンはこの10年で飛躍的に記録が伸びた。今や2時間2分台で走る者もいる。マラソンは疲労を軽くする体の効率的な使い方や着地などの改善により、日本選手でも記録が伸びる余地は残…

鈴木雄介は陸連強化指定選手最高の「ゴールドアスリート」

20キロ競歩世界新の鈴木雄介 勝因は「身体の効率化」の声

「世界記録樹立」のニュースに旧ユーゴのナショナルスキーチームのフィジカルコーチだった平山昌弘氏は驚きを隠さない。 「日本の競歩は昔から、世界の舞台でどうにもならないというほどレベルは低くなかった。100メートル走はもちろん、今はもうマラソンでも海外選手に勝てないが、以前から競歩なら股関節など、身体の各部を合理的に使えば日本選手でも国際舞台で上位争いできると思ってい…

プロ野球のキャンプは「4勤1休」、繁華街に繰り出す選手も…/(C)日刊ゲンダイ

全豪第5シードの錦織圭のツアー生活を「野球選手」と徹底比較

フィジカルトレーナーの平山昌弘氏は、呆れ顔でこう言う。 「体への影響うんぬんではなく、なぜプロ選手が試合中に喫煙できるのか。ベンチの中や裏では、ファンに最高のプレーを見せるために準備することがいくらでもあるはずです。試合中の喫煙はファンだけでなく、球団や球場をバックアップしているスポンサーをも軽視していることになる」 今のプロ野球は、新人投手でも3年連続2ケタ勝てば…

いつまで飛び続けるのか/(C)AP

W杯最年長Vの葛西紀明 「26年札幌は選手で」の現実味は?

旧ユーゴスラビアのナショナルスキーチームのコーチだった平山昌弘氏は、「体力的にはさほど問題はないでしょう」とこう言う。 「そもそもスキーは斜面で立てば勝手に滑るので、他の競技ほど筋力は必要ではない。しかも、40代でも50代でも筋力は大きく落ちないことが生理学で証明されている。常に動き続ける必要があるアルペンに比べ、ジャンプはタイミングの競技。ジャンプ中の姿勢の維持…

九州場所は苦戦必至か/(C)日刊ゲンダイ

場所前から満身創痍の逸ノ城 骨盤異常より心配な「自律神経」

旧ユーゴ・ナショナルスキーチームのコーチだった平山昌弘氏(フィジカルトレーナ-)は、「明らかに自律神経がコントロールできていません」と言う。 「恐らく心因性のストレスが原因でしょう。食べないのに太るというのは、ストレスの影響で自律神経が正常に機能していないからです。そもそも、帯状疱疹もストレスで免疫力が落ちた時にかかりやすい。心のストレスでダメになる選手もいる。私も…

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