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藤圭子特集

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生い立ちから引退まで…宇多田ヒカルが知らない「藤圭子28歳」の素顔

<前川清との結婚、引退の真相…> 「二十八歳のときの藤圭子がどのように考え、どのような決断をしたのか。もしこの『流星ひとつ』を読むことがあったら、宇多田ヒカルは初めての藤圭子に出会うことができるかもしれない……。」 作家の沢木耕太郎氏が、8月に自殺した藤圭子(享年62)へのロングインタビューで構成した長編ノンフィクション「流星ひとつ」を緊急出版。その赤裸々かつ衝撃的…

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この人物のオモテとウラ

藤圭子「女のブルース」を歌い継ぐ一条聖矢「訃報は録音翌日」

歌姫・藤圭子の自殺には日本中がビックリしたが、中でも驚いたのはこの人ではなかったか。歌手の一条聖矢(48)。彼女の代表曲「女のブルース」のカバーCDを計画し、まさにレコーディングし終えた翌日に訃報が飛び込んできたからだ。 「実は8月12日に一度歌入れは終わってました。しかし、どうしても納得のいかない部分が1カ所あって、21日に修正し、ようやくレコーディングが終了した…

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「流星ひとつ」沢木耕太郎著

<三十数年の時を越えて明かされた藤圭子の真実> 1979年秋。沢木耕太郎31歳。藤圭子28歳。藤圭子はその直前に、年末のコンサートを最後に芸能界から引退することを発表していた。突然の引退発表に、その原因を巡ってさまざまな臆説が流れていた。数カ月前に藤から「もうやめようと思うんだ」という言葉を聞いた沢木は、「どうして?」という答えを得るために、秋の一夜、藤が好きだとい…

女系3代の“断絶”が浮かび上がってきた

スクープドッグ咆哮記「宇多田ヒカルと藤圭子」編

「銀行も誰も信用できない」 藤は現金がパンパンに詰まったバッグをぎゅっと抱きしめた

彼女のサクセスストーリーを取材して驚いたのは、祖母、母(藤圭子)、女系3代の家族の“断絶”だった。 「過去に澄子さん(祖母・竹山姓)の周囲が代理となって藤圭子さんと連絡をつけようとしたが、結局返事はなかったんです」 澄子さんの友人は宇多田家との音信不通が17年間続いていると話し、さらに、にわかには信じがたい証言を付け加えた。 「実は、藤圭子さんの実姉の富美恵さんがお…

宇多田ヒカル

スクープドッグ咆哮記「宇多田ヒカルと藤圭子」編

藤圭子はなぜ、娘を「ヒカル」と名付けたのか

娘の藤圭子や孫の宇多田ヒカルと長年の断絶状態にあった祖母は、都内の古びたアパートにひっそりと住んでいた。以下は、I記者と祖母の竹山澄子さんの一問一答だ。 ――同じ東京に住んでいる。17年間音信不通というのは本当ですか。普通じゃないですよね。 「私もそう思います。親子ながらも縁がなかったんだと考えるようにしています。ヒカルは孫だけど、娘はね、縁がなかったと。だからほ…

宇多田ヒカル

スクープドッグ咆哮記「宇多田ヒカルと藤圭子」編

ヒカルの体にも流れる「女系家族」の激しくも孤独な血

藤圭子が2006年、ニューヨークのJFK空港で米ドルをキャッシュで日本円5000万円相当を持ち込もうとした事件は、なんとも不可解だったが、くだんの報道後、フジテレビに出演した藤圭子は、「カジノで使うためのお金だった」と主張。さらにモナコ、香港、シドニーなどのパスポートの渡航記録をめくって見せ、「過去5年間はほとんど日本にいません。ファーストクラスの渡航費やホテルの滞…

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流されゆく日々

連載9936回 今ふたたび昭和の名曲

なかでも私が気に入っているのは、藤圭子がうたった『旅の終りに』である。本来、男うたであるこの歌が、藤圭子がうたうと両性具有の不思議な魅力がでてくるのだ。自分の持ち歌でもないのに、じつに見事にうたいこなしていて、やはり彼女は天才だったな、と思わずにはいられない。 いつだったか、彼女がロックをうたっている映像をみた。それもそれなりにサマになっていて感心した。美空ひばりの…

宇多田ヒカル

スクープドッグ咆哮記「宇多田ヒカルと藤圭子」編

宇多田家の“歴史の空白”を埋めるべく聞き込みを続けた

すると彼は、「落ち目だった頃の藤圭子の過去記事はほとんどなくて、まさか娘がそこまで有名になるとは思わないから、誰も記事にしていないんですよ。けど調べてみると、宇多田家と澄子さんが交流している形跡はないですね」 「ヒカルがブレークする前は藤圭子が必死で売り込みしていたけど、いざそうなると藤圭子と母娘であることはNGになったし、暗黒時代については一切触れない約束になって…

宇多田ヒカル

スクープドッグ咆哮記「宇多田ヒカルと藤圭子」編

「藤は英語が話せて長身でスマートな彼にぞっこん。言ってみればヒモのような存在でした」

藤圭子は幼いころから浪曲師の父、三味線瞽女の母の門付けに同行し、東北や北海道を中心に旅回りの生活を送り、自らも歌った。お祭り、炭鉱、寺の本堂、旧家の大広間……。貧しいドサ回りの生活。幼いころは雨漏りのするアパートで、姉や兄と肩を寄せ合い、巡業で10日以上、家を空ける両親の帰りを待ったという。 藤の半生記「演歌の星」(ルック社)によれば、おかず代1日10円、5円で油揚…

ニューヨークで出産した長女が宇多田ヒカル

プレイバック芸能スキャンダル史

一度は引退も…藤圭子から“圭似子”に改名して芸能界復帰

―1981年7月― 藤圭子が「歌うことに疲れました。二度と芸能界には戻りません」と引退公演で涙を流し、渡米したのは1979年12月。しかし、81年7月に帰国し、“圭似子”と改名して芸能界復帰を宣言した。 藤(当時28)が引退を宣言したのは79年10月17日。記者会見で藤は「やめる理由はあくまでも私の内面の問題」と説明して、「まったく歌をやめます。間違ってもカムバック…

現在はロンドンを拠点に活動

露出急増の宇多田ヒカル 別格扱いで「紅白」初出場あるか

それも『花束を君に』と、『SONGS』では母・藤圭子から影響を受けていると語ったので年配向けに藤圭子の曲も歌う“ウルトラC”もありでは……」(作家の松野大介氏) NHKにとってはSMAP不出場のお膳立てができ、宇多田にとっては最高の復帰の舞台が整ったといったところか。…

「男の子守唄」でオリコン初登場2位の快挙

オール巨人 新曲ヒットも苦笑「嫁はんが紅白行かせてと」

僕は昔から歌が大好きで、(松山)千春さんはよく買ってたし、藤圭子さんのファンクラブも入ってました。時を経て、うちの娘が(藤圭子の娘の)宇多田ヒカルさんのファンクラブに入ってるので、受け継がれているなあと。そういえば、この前、CSで演歌ばっかり流れる番組を見ていたら、オレの曲が12位! でもミュージックビデオとか撮ってへんから、(CDジャケットの)写真が静止画で流れ…

ロックンローラー風にキメた木村みのるさん

あの人は今こうしている

GS「オリーブ」の木村みのるさん 今も仙台で生ドラム披露

最後に作家の沢木耕太郎が藤圭子へのインタビューをまとめた著書「流星ひとつ」に、木村さんが藤圭子の恋人だったことをうかがわせるくだりがある。 「本当の関係? 彼女が亡くなった今、とやかく話すのはフェアじゃない、ということにして下さい」…

宇多田ヒカル

スクープドッグ咆哮記「宇多田ヒカルと藤圭子」編

年表を作成すると意外な発見があった。ヒカルの半生が母親と重なって見えたのだ

天才歌姫のDNAは母・藤圭子の強烈な個性から受け継いでいるのではないか。「距離が遠くて絶対に触れ合えない」母との関係にこそ、ヒカルの本質が見える気がした。 わずか15歳で大成功を収め、19歳で卵巣腫瘍に見舞われ、結婚後はストレスから激太り、そして24歳での離婚――。膨大な過去記事を読み解き、年表を作成すると、意外な発見があった。ヒカルの半生が、母親のたどる足跡とまる…

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流されゆく日々

連載10073回 師走の街に風が吹く

篠山紀信、阿佐田哲也、長嶺ヤス子、野坂昭如、吉行淳之介、畑正憲、深沢七郎、徳川夢声、木村伊兵衛、藤圭子、福地泡介、羽仁五郎、水の江滝子、伊坂芳太良、日影丈吉、高橋和巳、武満徹、平岡正明、生島治郎、松永伍一、川鍋孝文、松本清張、柴田錬三郎、富島健夫、石川達三、高畠通敏などなど。その一年だけで登場する人名を、いまの人たちはどれだけ知っているだろうか。現在も健在で、現役と…

6枚目のオリジナルアルバム「Fantôme」

宇多田ヒカル新アルバム 人間活動後の“変化”専門家に聞く

フランス語で「幻」「亡霊」の意を持つ題名に、母である故・藤圭子を彷彿とさせる宇多田本人のおかっぱ頭とピンボケしたようなジャケ写が意味深だと話題を振りまいた。ちなみに、撮影はジュリアン・ミニョーなる仏在住の気鋭のカメラマンで、もちろん手元が狂ったわけではない。 収録されている全11曲のうち、目玉はNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌である「花束を君に」と、日本テレビ系…

現在はロンドンでリア生活

初紅白への期待も…宇多田ヒカルに「人間活動6年」の代償

今月28日に8年ぶりの新アルバム『Fantome』が発売になりますが、宇多田自身にかつてのような爆発的人気はなく、セールスの見通しは厳しいでしょう」(レコード会社関係者) 母藤圭子の死(13年8月22日)から3年の月日が経つが、このままロンドンと日本を往復しながらの出稼ぎ生活なのか、それとも大々的な復活劇はあるのか。大晦日のNHK紅白初出場も期待されているだけに、フ…

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流されゆく日々

連載9935回 今ふたたび昭和の名曲

藤圭子の登場などもあって、全共闘の学生たちが東映の映画主題歌を口ずさむ現象などもあったのだ。 しかし、演歌が「日本人の心の歌」などと持ち上げられつつも、基本的には蔑視されていることは、今も昔も変りはない。平安時代からすでに民間の歌い手は「海山稼ぐ者」として差別されていたのである。当時の白拍子たちは、NHKの大河ドラマに出てくるようなアーチストとしての面だけでなく、娼…

作家・沢木耕太郎氏

舞台演出に新たな可能性を

伝説の人 作家・沢木耕太郎氏は胸襟を開かせる達人だった

リーディング劇「ふたりものがたり」の次の候補として、藤圭子さんとの対話集「流星ひとつ」が思い浮かびました。しかし、冷静に考えると、この作品は他者が手を加えてはいけないものだと思いなおしました。「撤回します」とお伝えしたら、「ありがとう」と沢木さん。その短い会話で、信頼感みたいなものが生まれたのかもしれません。 次に考えたのが「檀」。「火宅の人」で知られる作家・檀一…

宇多田ヒカル

スクープドッグ咆哮記「宇多田ヒカルと藤圭子」編

「結局、私は救われようとしなかったのかな…。自己解決しちゃった部分が大きいんです」

母・藤圭子について「凄い距離が遠くて絶対に触れ合えない、みたいな人。(母と)直接関わったという気分はまったくしないんですよ」。(つづく)…

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