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山口宏特集

事件の起こった「津久井やまゆり園」

減刑されるケースも? 相模原19人殺害男は死刑になるのか


普通だったら死刑になりますが、無期懲役もあり得ます」(刑事事件に詳しい弁護士の山口宏氏) 前例としてあるのが、80年の新宿西口バス放火事件だ。 「覚醒剤や大麻中毒による妄想で罪を犯してしまった場合、状況によって、自分の行為をコントロールできなかったと判断されることがあるのです。新宿西口バス放火事件の加害者は、お酒を飲んでいて酔った状態で新宿西口に止めていたバスを放火、中にいた6人を死亡させていま…

上村遼太くんの遺体発見現場は献花が絶えない

三重事件は1億円 川崎中1殺害「18歳リーダー」にも巨額賠償か


12歳以下なら責任能力なしとされ、実際には、監督義務のある親権者が賠償責任を負うことになります」(弁護士の山口宏氏) それでは川崎の事件のように加害者が13歳以上なら、民法上は親に責任がないのかといえば、そう単純な話でもない。 ■監督義務を怠れば親にも責任 最高裁は、加害少年に責任能力があっても、親が通常果たすべき監督義務を怠ったせいで生じた損害については、親にも賠償責任が認められることがある、…

写真はイメージ

いまや殺人事件の5割超 「親族殺し」なぜ増加している?


刑事事件に詳しい弁護士の山口宏氏が言う。 「親族間の殺人事件の動機を調べると、パターンがあります。10~20代の子どもが親を殺害する場合、子どもは勉強や仕事、人間関係などがうまくいかない理由を『こうなったのは親のせいだ』と感じていたようです。また、配偶者間の殺人事件の場合、生活苦は原因になり得るようで、『稼ぎが少ない』などと口論になり、あやめてしまうケースが多いですね」 もしもあなたの息子、娘が…

事故直後、謝罪するキースツアー・福田万吉代表

学生ら死亡の長野バス事故 旅行会社は罪に問われないのか


弁護士の山口宏氏は言う。 「受注した旅行会社を直接罪に問える罰則はありません。やれるとしたら『自動車運転過失致死罪』(懲役7年以下)ですが、ターゲットは運転手。受注した旅行会社を訴える場合、『会社側は運転手が事故を起こすと予想できるほど長時間働かせ、危ないと分かって放置していた』ことの証明が必要です。これも、キースツアーが『まさか事故を起こすとは』と言い逃れれば難しくなります」 民事上は、バス会…

ショーンKは「アウト」

“前科者”になるケースも 経歴詐称「法律違反」の境界線は


弁護士の山口宏氏はこう言う。 「軽犯罪法の第1条15項に、《官公職、位階勲等、学位その他法令により定められた称号若しくは外国におけるこれらに準ずるものを詐称し――》があります。『学士』の資格は法令に基づいたもの。学歴でウソをつけば違反になり、1~30日未満の勾留または、1000~1万円未満の過料に処せられます。起訴されれば、立派な“前科者”になるわけです」 英検2級などの民間資格の場合、法律違…

(C)日刊ゲンダイ

教師に土下座させた母親逮捕 「モンスターペアレント」は減るのか


弁護士の山口宏氏によれば、「強要罪」は刑法223条の罰則で、脅迫や暴行によって他人に義務でないことをさせた場合に適用される。刑罰は懲役3年以下で罰金はない。懲役2年以下もしくは30万円以下の罰金の「暴行罪」より厳しい。 「モンスターペアレントのせいでうつ病になった教師がいるくらいですからね。今後は教育委員会が警察に相談し、悪質な場合は逮捕というケースが増えそうです。その場合、ペアレントが“土下…

博多の大規模陥没は1週間で復旧した

【道路陥没】毎年3000件以上 管理者の瑕疵はこう立証する


弁護士の山口宏氏が言う。 「陥没事故などによる被害者は、国家賠償法に基づいて道路を管理する都道府県や市町村などを相手に訴訟を起こすことになります。いかにして管理者の落ち度である瑕疵を立証するか。これが一番のポイントです。瑕疵が認められても、たとえば自動車事故を受けた側に運転中の前方不注意や信号無視などの過失があれば、請求した賠償金は減額されますから、損害賠償訴訟を起こす場合は、証拠を細かく集め…

暴行現場の合宿所

暴行動画流出 それでも慶大生ら「無罪」の可能性あるのか


刑事事件に詳しい弁護士の山口宏氏は「一般論として」とこう続ける。 「酩酊状態にさせて強姦する準強姦罪を立証するには、逆らうことが不可能な状態であったことを示す必要がある。ですが、実際は証拠が残っていることが少なく、多くは自供に頼られることが多い。その場にいた加害者が複数いて、口裏を合わせてしまえば、立証が難しい場合もあります」 渦中の男子学生は「合意だった」と周囲に言いふらしているという話もあ…

誘惑に弱い性格は昔からだが…

誘惑と再逮捕に怯え…清原被告“保護観察なし”のショック


薬物事件に詳しい山口宏弁護士がこう言う。 「清原被告は“自分は誘惑に弱い”という自覚があるのでしょう。誰かに見張られていないと薬物を絶ち切れないだろうという懸念、厳しい第三者に見張っていて欲しいという希望があったのかもしれません。ところが、保護観察は付かなかった。国の更生プログラムを受けられず、自力で立ち直ることを求められた。執行猶予が付いてホッとしたと同時に、強烈な不安が頭をもたげたかもしれま…

司法の世界では老人と働き盛りに違いがある

川崎連続転落死 老人3人殺害の容疑者は死刑になるのか?


また、抵抗できない相手をベランダから投げ落とすという卑劣な殺害方法も、同情の余地はありません」(弁護士の山口宏氏) 命の重みは同じというが……。…

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