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若松孝二特集

盟友だった若松孝二監督(左)と

映画「断食芸人」足立正生監督が語る日本赤軍との日々


1960年代、故若松孝二監督とともに脚本家として性と革命をテーマにした前衛的なピンク映画を量産。71年、レバノン渡航をきっかけに日本赤軍と合流し、97年、現地で逮捕され、日本に強制送還されたのがベテラン映画監督の足立正生監督だ(76歳)。今どうしているのか。 ■12回目の渡航申請も“却下” 「9年ぶりに撮った映画『断食芸人』がもうじき公開されるから、その宣伝で駆けずり回ってる一方、オランダのロッ…

29日から映画「秋の理由」公開

寺島しのぶ 女優業と息子語る「その時がきたら休む覚悟」


若松孝二監督や蜷川幸雄監督といった尊敬する先輩たちがいなくなってしまいました。若い人たちと関わりを持つことも大事ですが、今は経験豊富で生きざまがステキな年上の方々の話を聞いておきたい。『秋の理由』に出演させていただいたのも、福間監督と主演の佐野和宏さんと関わりたかったというのが何より大きかったんです」 父は人間国宝の7代目尾上菊五郎(74)。名門・音羽屋の長女として生まれ、「男に生まれていたら歌…

位牌を持つ宏子さん(左)と娘の実花さん

臨終の床で蜷川幸雄さん呼びかけ 宏子夫人はどんな存在


すぐに東映を離れるが、若松孝二監督の成人映画「金瓶梅」に堂々主演。以降、セクシー女優として活躍した。ふくよかながら、バランスのとれた肉体の持ち主で、長い黒髪も彼女の魅力を引き立てていた。東映では若山富三郎の作品に多く出演。大映では増村保造監督の「でんきくらげ」の色っぽいクラブのママ役が印象深い。 実は蜷川幸雄さんの姪も女優の蜷川有紀だ。彼女の2作目である日活ロマンポルノの「狂った果実」で見せた挑…

実在する“希代の悪女”を演じる

今度は福田和子役 寺島しのぶ“実録ドラマ女王”までの軌跡


アイドル上がりや単なる美人女優では荷が重くて到底感情移入できないが、その点、寺島は故・若松孝二監督など名匠に鍛えられ国内外の映画賞を受賞している演技派だ。 それにしてもなぜ、実録ドラマに多く起用されるのか。コラムニストの桧山珠美氏は「何はともあれ、あの顔。一般家庭とはかけ離れた梨園の世界に生まれたにもかかわらず、現実的で生活感を醸し出す容姿に理由がある」と、こう続ける。 「女優を志すと同時に文…

奥田瑛二

男と女が愛し合うことは飯を食うことの延長線上


最近は若松孝二監督をはじめ、われわれが師匠と仰いだ人たちが亡くなり、誰かの葬式で会う機会も増えた。そういうトシになったんだなと思います。 でもそういう世代だからこそ、中年男の性を真正面から捉える意義があり、あそこの先っぽから出る赤い玉(打ち止めの印)に怯える男がリアルに演じられるわけですが。(つづく)…

来年1月には自叙伝も出版する/(C)日刊ゲンダイ

“ポルノの帝王”久保新二氏が語る楳図かずお氏との共同生活


66年「血は太陽よりも赤い」(若松孝二監督)でデビュー。ピンク映画に転じてからは「痴漢電車」(滝田洋二郎監督)や「未亡人下宿」(山本晋也監督)シリーズなど850本以上の作品に出演した。今も現役、“ポルノの帝王”久保新二さん(66)の下積み時代は――。 オレがウメズと同棲してた、なーんて、本人同士のほかに知ってるヤツなんていないんじゃないかなあ。どこのウメズかって? 漫画家の楳図かずおだよ。49年…

大メディアは総スカンの理不尽

東電批判で打ち切り寸前…映画「あいときぼうのまち」の受難


故・若松孝二監督の門下であり、同作の脚本を手がけた井上淳一氏がこう言う。 「3・11や原発を題材としたフィクションはインフレ状態であるのは事実だし、作品に力がないといわれたらそれまで。でも、あくまで想像ですが、映画の中で『東電』という実名が出ている。それがメディアの原発タブーに引っかかったのではないかと。架空の電力会社にするのではなく、原発事故の責任の所在をきちんと描きたかった。映画のエンドロー…

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