週末オススメ本ミシュラン
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「真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと」TAJIRI著 徳間書店(選者・中川淳一郎)
「真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと」TAJIRI著 世界的プロレスラー・TAJIRIがプロレスについて書いた本ではあるものの、実際は完全なるビジネス書である…
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「現代コリア、乱気流下の変容:2008-2023」A・V・トルクノフ/G・D・トロラヤ/I・V・ディヤチコフ、下斗米伸夫(監訳)/作品社
「現代コリア、乱気流下の変容:2008-2023」A・V・トルクノフ/G・D・トロラヤ/I・V・ディヤチコフ、下斗米伸夫(監訳)/作品社 ロシアの北朝鮮研究の水準が高いことを示す好著だ。3人の…
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「ばらまき 河井夫妻大規模買収事件 全記録」中国新聞「決別 金権政治」取材班著/集英社(選者・プチ鹿島)
「ばらまき 河井夫妻大規模買収事件 全記録」中国新聞「決別 金権政治」取材班著/集英社 自民党の裏金問題は今もろくに説明されていない。そこで読んでおきたいのが本書だ。2019年の参院選広島選挙…
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「宮澤喜一の足跡」高橋輝世著/旬報社(選者・佐高信)
「宮澤喜一の足跡」高橋輝世著 副題が「保守本流の戦後史」のこの本は、大事な政治家、宮澤喜一についての事典と言ってもいいような貴著である。細かく文献を渉猟した上で、登場人物のセリフを脚色してわか…
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「論語と算盤」渋沢栄一著/角川ソフィア文庫
「論語と算盤」渋沢栄一著/角川ソフィア文庫 最近ビジネス系の編集者としゃべったらこう言った。 「この1週間で3回『論語と算盤』の話を聞きました。ブーム来てるんですかね?」 日本に…
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「当事者たちの証言で追う 北朝鮮・拉致問題の深層」鈴木拓也著/朝日新聞出版
「当事者たちの証言で追う 北朝鮮・拉致問題の深層」鈴木拓也著/朝日新聞出版 取材力と文章力の双方に富んだ新聞記者による優れたノンフィクション作品だ。 2002年9月17日、平壌で行われ…
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「孤闘 三浦瑠麗裁判1345日」西脇亮輔著/幻冬舎
「孤闘 三浦瑠麗裁判1345日」西脇亮輔著 ゲンダイ読者の中にはキャリアや年齢的に自分の「将来」が見えてきた方も多いだろう。この本の著者である西脇亨輔氏もそうだった。 テレビ朝日でアナ…
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「自民党という絶望」石破茂 他著/宝島新書
「自民党という絶望」石破茂 他著/宝島新書 自民党の議員やOBから軒並み対談を断られている中で、石破茂だけは応じてくれた。それは「ZAITEN」(3月号)に「佐高信の賛否両論」として載っている…
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「なぜコロナ禍でもマスク自由を推奨したのか ~校長・教員の安心が学校を支える~」原口真一著・堀内有加里監修/アメージング出版
「なぜコロナ禍でもマスク自由を推奨したのか ~校長・教員の安心が学校を支える~」原口真一著・堀内有加里監修/アメージング出版 まだまだ終わらせたくない人々が恐怖をあおり続けるも、大多数は飽きて…
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「地政学時代のリテラシー」船橋洋一著/文春新書
「地政学時代のリテラシー」船橋洋一著/文春新書 朝日新聞の主筆をつとめ、日本のリベラル派の代表的論客だった(過去形にしているところに注意してほしい)船橋洋一氏の現状分析だ。率直に言うが、船橋氏…
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「つながらない覚悟」岸見一郎著/PHP新書
「つながらない覚悟」岸見一郎著 大ベストセラー「嫌われる勇気」著者による人間関係を説く本である。世の中の風潮は「絆」こそ大切で、人間同士の付き合いはすべて尊い、的なものがある。だが、著者は「偽…
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「ザイム真理教」森永卓郎著/三五館シンシャ
「ザイム真理教」森永卓郎著 大手出版の数社から断られたこの本が売れているらしい。軒並み忌避されたのは、旧大蔵省の財務省外局の国税庁が怖いからだろう。 私も「大蔵省分割論」(光文社)を出…
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「黒と誠~本の雑誌を創った男たち~ 1~3巻」カミムラ晋作著/双葉社
「黒と誠~本の雑誌を創った男たち~ 1~3巻」カミムラ晋作著 作家・椎名誠氏が書評家・目黒考二氏とともに創った「本の雑誌」。1976年に第1号が創刊されてから書評誌として盤石のポジションを築き…
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「デジタル教育という幻想 GIGAスクール構想の過ち」 物江潤著/平凡社新書
「デジタル教育という幻想 GIGAスクール構想の過ち」 物江潤著 著者の物江潤氏は、早稲田大学理工学部を卒業後、東北電力に入社したが、方向転換し、松下政経塾に入った。政経塾は政治家や経済人を志…
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『インフレ時代の「積極」財政論』ウィリアム・ミッチェル、藤井聡著/ビジネス社
『インフレ時代の「積極」財政論』ウィリアム・ミッチェル、藤井聡著/ビジネス社 本書は、日本で積極財政論を展開する第一人者で京都大学教授の藤井聡氏と、オーストラリア・ニューカッスル大学教授でMM…
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「久米宏です。」久米宏著/朝日文庫
「久米宏です。」久米宏著/朝日文庫 テレビ朝日に「ニュースステーション」という番組があった。この番組について、いまは過去形で言わなければならないが、キャスターだった久米は「時の政権にチェックさ…
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「M-1はじめました。」谷良一著/東洋経済新報社
「M-1はじめました。」谷良一著/東洋経済新報社 読み終わった瞬間に思ったのは「コレ、Netflixで映像化してもらいたい」ということだった。何しろ、「プロジェクトX」的なのである。著者は19…
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『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法』シーナ・アイエンガー著・櫻井祐子訳/ニューズピックス
『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法』シーナ・アイエンガー著 全盲の心理学者で米コロンビア大学ビジネススクール教授をつとめるシーナ・アイエンガー氏のイノベーションに関する労作だ…
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「イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章」イングランド銀行著/すばる舎
「イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章」イングランド銀行著 イングランド銀行は、イギリスの中央銀行だ。本書は、経済がよく分からない人のためにイングランド銀行が、経済を平易に語った解説書…
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「憚りながら」後藤忠政著/宝島社文庫
「憚りながら」後藤忠政著/宝島社文庫 亡くなった創価学会名誉会長、池田大作を理解するのに山口組傘下の後藤組組長だった著者のこの本は欠かせない。なぜなら、後藤はある時まで池田と創価学会のボディー…