健康は住まいがつくる
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屋内熱中症スポット 鉄筋コンクリート住宅の寝室が危ない
国内で熱中症により救急搬送されている人の数は、毎年4万人以上にのぼる。一般的に、日光が照りつける屋外にいる人の方が熱中症になりやすいイメージがあるが、間違いだ。 東京消防庁が発表(2015年…
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暑くなる夏場に効果あり 快食・快眠を誘う「照明」とは
蒸し暑くなると、食欲が減退する人は少なくない。同じ料理でも、家庭によっておいしそうに見えるかどうかに違いが表れる。そのポイントのひとつが食卓を照らす照明だ。東京電機大学・未来科学部建築学科の松下希和…
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熊本での被害懸念 殺鼠剤効かないスーパーラットが増殖中
家屋の柱や電線ケーブルをかじるだけでなく、感染症をまき散らすネズミ被害。大震災に見舞われた熊本・大分での今後の被害が懸念されるが、東京都でも相談件数は年間約7000件に上る。どんな種類のネズミが猛威…
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「木の香りの健康効果」 ダニの繁殖を抑制してアレルギー疾患を減らす
鉄筋コンクリート住居に比べて、木造住居には「温かさを感じ、気分がなごむ」利点がある。その理由に大きく関係しているのが、室内に漂う“木の香り”だ。木の香りに含まれる成分にはリラックス効果(鎮静作用)が…
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マウスの生存率で如実な差 木材に囲まれた空間は快適
健康で快適に過ごせる住居の要件のひとつに、居住空間の「木材使用が多いこと」がある。 その根拠となる研究が1986年、静岡大学農学部で行われた動物実験だ。「木」「金属」「コンクリート」の巣箱を…
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浴槽、加湿器も感染源 水回りのヌメリに“呼吸器系疾患の脅威”
公衆浴場や温泉などの集団感染の被害で、よく耳にするのが「レジオネラ症」だ。病原菌であるレジオネラ属菌に汚染された目に見えないほどの細かい水滴(エアロゾル)を吸い込むことで、呼吸器系に感染する。 …
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【室内事故】コンセントキャップをのみ込み、柵を乗り越える幼児
カラダに良い住宅で時を過ごすことは大切だが、意外に事故が多いことを忘れてはならない。何気なく住んでいる自宅でも、不慮の事故につながりかねない“ヒヤリハット”(ヒヤリとする、ハッとする)の危険性が潜ん…