「スーパーで買っていい食品買ってはダメな食品」河岸宏和著

公開日:

 野菜や果物や肉や魚などの食材から、飲料や調味料、手軽に食べられる冷凍食品やレトルト食品、さらに温かい総菜までずらりと揃えて、日々の食を支えているスーパー。買い手が消費期限や賞味期限をチェックし新鮮なものを買っているつもりでも、実はスーパーのバックヤードでは再加工して新しい日付を付けなおして売るのが慣例らしい。本書は、長年、食の現場で働き、食品の「作る・運ぶ・売る」のリアルを肌で知る著者による、スーパー買い物指南の書だ。

 例えば酒のつまみに買って帰りたくなる焼き鳥の場合、店の厨房で作っているものよりも海外の鶏肉を使って海外で焼き、たれをつけた状態で冷凍して空輸し、店で再加熱しているものがほとんどだという。

 肉の味よりタレの味で食べさせるため味の大半がタレなのだが、ネギは冷凍に不向きなのでネギマは冷凍焼き鳥では存在しないなど、マニアな情報が満載だ。

 本書を読めば、スーパーの裏事情通になれること間違いなし。(さくら舎 1400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

  3. 3

    全豪OPで話題…大坂なおみが“スリム”になった深~い理由

  4. 4

    30歳適齢期は昔話 石原さとみ&深田恭子が結婚しないワケ

  5. 5

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  6. 6

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  7. 7

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  8. 8

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  9. 9

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  10. 10

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

もっと見る