破天荒芸人 横山やすしにとどめを刺した“飲酒&人身事故”

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ー1989年4月ー

 2011年8月に暴力団との「黒い交際」で芸能界から追放された島田紳助。89年には同じ吉本興業所属の大物が不祥事を理由に芸能界を追われた。「最後の芸人」と評された故・横山やすしである。

 89年4月17日午後2時、吉本興業本社で緊急会議が招集された。議題はその2時間前に起きた横山やすし(当時45歳)の交通事故。やすしの運転する車が大阪市淀川区の交差点でミニバイクと衝突して、バイクの男性が10日間のけがを負った。警察の検査を受けたやすしの呼気から1リットルあたり0.55ミリグラムという当時の酒気帯び運転の基準値の2倍以上ものアルコールが検出された。

 警察の調べにやすしは「飲んでない。前夜の酒が残っていただけや」と否定したが、直前に収録していたラジオ番組のスタジオでの飲酒がバレてしまった。慌てて集まった重役たちからは「同情の余地なし」との声が上がる。即決の全会一致でやすしと吉本興業の一切の契約関係の破棄が決まった。これは吉本を解雇にとどまらず、演芸界に占める吉本の当時の勢力からして事実上の芸能界追放だった。

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