「芸能界大麻汚染」でひとり黙秘貫いたジョー山中の“男気”

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ー1977年8月ー

 2010年の春、肺がんを公表し闘病を続けていた歌手のジョー山中(享年64)が11年8月7日、亡くなった。都内の教会で営まれた葬儀には約800人が参列。仲間らは故人の“おとこ気”に思いを馳せた。

 良くも悪くも山中が男を上げることとなった事件は、77年8月10日に起きた。山中が歌う映画「人間の証明」のテーマ曲が発売された当日、長崎県佐世保署に大麻取締法違反容疑で逮捕された。

 この年の夏から秋にかけて、芸能界は空前の大麻汚染にまみれた。山中に続いて井上陽水、内田裕也、研ナオコ、内藤やす子、錦野旦、美川憲一が捕まり、検挙された芸能関係者は70人に達した。

「佐世保コネクションと東京コネクションの2つのルートがあって、佐世保の方は5年前に運送会社の社員から400グラムの大麻を譲り受けた山中がバンドや芸能界の仲間と使用。九州に行けば大麻が吸えると評判になっていた」(元社会部記者)

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