「芸能界大麻汚染」でひとり黙秘貫いたジョー山中の“男気”

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 同映画に山中自身も出演しているが、その切ないストーリーはまるで彼の人生を体現しているかのようだった。7人兄弟の中でただひとり、肌の色が違っていた。夫の帰還が遅れ、生活に困った母が黒人兵と暮らす間にできた子で、父の顔は知らなかった。小学校2年の時に母が亡くなり、戸籍上の父は再婚。山中は孤児院に入った。

 ケンカも強かった。生き抜くために必要だったからだ。日比谷で演奏中に日大全共闘の学生15人ほどに「ロック粉砕!」と角材で襲われた際は、返り討ちにしてステージで土下座をさせた。安岡力也とのタイマンも一方的に叩きのめした。

 晩年は自宅が全焼するなど不幸が続いたが、仲間には決して弱音を吐かず、最期まで再び歌える日を信じて疑わなかったという。

◇1977年8月 31日、巨人王貞治選手が大洋戦で三浦道男投手から755号ホームランを放ち、ハンク・アーロンの大リーグ記録(当時)に並んだ。翌月3日にはヤクルト戦で鈴木康二朗投手から756号を打ち新記録を達成。16日エルビス・プレスリーが米メンフィスの自宅で心臓発作に襲われ急死。42歳だった。

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