ピーターの原点 偶然が生んだ映画デビューと父との“確執”

公開日: 更新日:

ー1969年9月ー

 中年男性と少年のベッドシーンから始まる衝撃的な映画「薔薇の葬列」が公開されたのは1969年9月13日。監督は前衛的手法で知られる松本俊夫。主演のゲイボーイを演じたのは、同映画でデビューしたピーター(池畑慎之介)である。

 公開時点で17歳、撮影時はまだ16歳。中性的な魅力で注目された少年は同年、「夜と朝のあいだに」で歌手デビューも果たし、日本レコード大賞最優秀新人賞獲得。一躍スターダムにのし上がった。

 映画出演はひょんなことがきっかけだった。家出して上京、六本木のゲイバーで踊っていた。ある時、店のママから誘われ、作家の水上勉のパーティーに顔を出した。そこに来ていた舞台美術家の朝倉摂から見初められ、「今度の映画にピッタリの男の子がいる」と松本監督に伝えられて主役に抜擢された。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権「賭けマージャンは賭博罪」過去の閣議決定で墓穴

  2. 2

    交際報道めぐり発覚「平祐奈vs橋本環奈」熾烈な争いと因縁

  3. 3

    軍国主義に協力した「NHK朝ドラ」モデル 自発的隷従の怖さ

  4. 4

    黒川氏辞任は身内の司法取引 東京高検“ルール”なら3アウト

  5. 5

    木村花さん死去の悲劇…視聴者はフィクションへの認識欠如

  6. 6

    安倍首相が承認に前のめり “アベ友薬”アビガンに黄信号

  7. 7

    同志社女子大・影山貴彦氏 エンタメは不要不急でも不可欠

  8. 8

    見限られた日本のカジノ構想 世界一の業者が豹変した背景

  9. 9

    守護神辞任で…官邸が次の検察トップに据えたい“ミニ黒川”

  10. 10

    親から勘当状態…近江アナ“15歳差婚”で生じたわだかまり

もっと見る