異色の選挙戦を展開し参院選に“初当選”した青島幸男

公開日:  更新日:

ー1968年7月ー

 放送作家、作詞家として活躍、ドラマ「意地悪ばあさん」では主役を演じた他、作家としては直木賞を受賞するなどマルチな才能を発揮した青島幸男。1968年には参院選全国区に立候補し、みごとに当選を果たした。マルチタレントの政界転身は話題をさらい、同選挙で初当選した石原慎太郎氏や横山ノックとともに、タレント候補ブームの火付け役となった。

 青島(当時35)は直前まで立候補を極秘にしていた。選挙期間中は候補者のテレビ出演は制限されるため、レギュラー出演していたドラマは体調不良を理由に降板する念の入れよう。本来は6月13日の公示日まで秘密にする予定だったが、1日に行われた立候補者に対する打ち合わせ会に付き人を出席させたことで発覚した。

 青島が政治家を意識したのは立候補の10年近く前、60年安保の頃。当時、番組で政治風刺をやった時に、圧力団体が局に押しかけ、ガラスをメチャメチャに壊す事件が起きた。青島はデモや暴力でしか政治を攻撃できない理由について、批判・修正の場であるはずの参議院が機能せず、二院制の姿が失われたことに原因があると考え、参院を志すようになった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    ラグビーW杯決勝が22万円に! 横行するネットダフ屋の実態

  8. 8

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  9. 9

    「黄昏流星群」も フジドラマ放送前に打ち上げ続々のワケ

  10. 10

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

もっと見る