「胃を切って9キロ太った」宮迫博之に懸念される“別の病”
「胃の3分の2を切って痩せる、痩せると言われていたけど、この1年で9キロ太った」
昨年12月に早期の胃がんで切除手術を受けたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(43)が先日、復調ぶりを笑顔でアピールしていた。
ファンにとってはうれしい話だろうが、宮迫の身長は167.5センチ。その身長で、さらに年齢を考えても9キロ増は相当なものじゃないか。というか、胃を3分の2も切除して太るなんてことはあるのか。逆に心配になってくる。
■別の病気の可能性も
「可能性としてはありますが、あまり聞いたことがないですね」
そう話すのは、日本消化器学会認定専門医である「松生クリニック」の松生恒夫院長だ。
手術で切除して小さくなった胃は、元の大きさには戻らない。だから、大半の患者は「少し食べただけで胃が張ったようになって、以前のように食べられない」と訴えるそうだ。
「そういう場合は、4、5回に分けて食べるように助言することもありますが、それでも痩せてしまいます。ただ、栄養の吸収は小腸でされるので、小腸が損壊されていない限り、摂取カロリーが増えたら太ります。宮迫さんについては分かりませんが、糖尿病や高脂血症、ホルモンの異常など、胃がんとは関係ない別の病気があって太った可能性もあります」(松生院長=前出)
心配をかけまいとリップサービスしたのかもしれないが、心配だ。