コメンテーターで活躍 パックンを引き上げた池上彰の眼力

公開日: 更新日:

 ハーバード大学卒業のお笑い芸人としてブレークした「パックンマックン」のボケを担当するパトリック・ハーランさん(44)。タレント活動のみならず、12年9月、東京工業大学の非常勤講師に就任した。推薦してくれた“恩人”はジャーナリストの池上彰さん(64)だ。

「突然ですが、講師をやってみませんか」

 池上さんからこんなお誘いの電話があったのは、12年の春でした。
 それがその年の9月から東京工業大学リベラルアーツセンターで非常勤講師を始めたきっかけです。もちろん迷わず、即決でした。

 後日おうかがいしたところによると、4月にセンターを立ち上げた際に「講義と講師をどうしようか」と、池上さんとセンター長の桑子敏雄教授、上田紀行教授が話し合ったそうです。その席で桑子教授から候補のひとりとして、ボクの名前が挙がり、池上さんが推薦して直接電話を下さった。本当にありがたい話です。

 講義名は「コミュニケーションと国際関係」。それまではお笑いやバラエティーでのテレビ出演が多かったけど、最近は時事問題のコメンテーター色が濃くなってきています。やはりこの肩書とテーマがバックアップしてくれてるのは想像に難くありません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮