新エッセー上梓 室井佑月氏が語った仰天子育てエピソード

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 日刊ゲンダイ連載コラム「嗚呼、仰ってますが。」(木曜掲載)でもお馴染み、作家でタレントの室井佑月氏(46)が14日、新著エッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)刊行記念トーク&サイン会を開催。私生活でも親交があるというお笑いコンビ「ザ・ギース」を相手に歯に衣着せぬ“室井節”を炸裂させた。

 新著は、2000年に出産したひとり息子(16)の小3から高校1年になるまで、8年間にわたる“子育てバトル”がつづられている。この日のトークでも「元旦那(作家の高橋源一郎氏)がキュウリみたいな顔してるから、息子もそうなっちゃいかん! と思って顎をトントン押さえながら育てた。その甲斐あって顎は出てない」と、涙ぐましいエピソードを告白。

 もっとも、心配のタネは容姿以上にメンタルで「男は剣のようにとがって強い半面、何かの拍子で心がポキッと折れちゃうことがある。だから、失敗してもずうずうしいと思われるぐらいの押しの強さを持つように言い聞かせている」と語った。

 ちなみに、塾通いで持たせていたお弁当は「キャラ弁とは真逆のもの。魔法瓶タイプのドカタ弁当に、ご飯、味噌汁、野菜の煮物とか茶色のおかずが定番でした。息子は恥ずかしくて隠れて食べてたらしいけれど(苦笑い)」と健康も気遣う一面をのぞかせ、会場には笑いと温かい空気が流れていた。

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