悪女役に開眼 長谷直美「性悪にモンスターおばさんに」

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 人気ドラマ「俺たちの朝」(1976年10月~77年11月)でヒロインのカーコ役を好演。アクティブなキャラとみずみずしい感性で女優として活躍してきた長谷直美は、昨年5月に還暦を迎え「性悪なモンスターおばさんになりたい」と話す。

「アイドル歌手としてデビューしたのですが、キレイや可愛いを追い求めるのではなく、年齢に応じた役柄をきっちり演じたい。中でも意地悪でうるさくてどうしようもないのに人間味にあふれたおばさんになり切り、舞台や映画で表現できたらいいなと思っています」

 フジテレビ系「痛快TV スカッとジャパン」でモンスターおばさんをコミカルに演じて好評を博し、4月13日に初日を迎える舞台「続 悪い女はよく眠る」では仁支川峰子とのダブル主演で「悪知恵を働かせて大金をだまし取ろうとする」典型的な悪女を演じる。

「年齢を重ねながら女優として“どの方向を目指すべきか”をずっと考えてきました。舞台の映画化という話も進んでいるみたいですし、今は舞台に全力投球します」

 舞台は築地本願寺ブディストホールで、4月13日(木)~16日(日)の計7公演。問い合わせはピープス([電話]03・6264・1641)まで。

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