低迷フジを救うのは誰だ 社長後継争いは“三つ巴”の戦いに

公開日: 更新日:

 次の社長は誰なのか。フジテレビ局内はもっぱら、この話題で持ちきりだという。

 きっかけは発売中の「週刊現代」。現社長の亀山千広氏(60)の“後継”に、専務の遠藤龍之介氏(60)が内定したと報じている。

 遠藤氏の父親は作家の遠藤周作。フジでは主に広報畑を歩み、05年にライブドアによるニッポン放送買収騒動が起こった時、広報部長だった遠藤氏がマスコミ対策を取り仕切ったことで名をあげた。ジャニーズやナベプロなど大手芸能事務所のトップとも“ツーカー”の仲で、その人柄の良さから、社内外で評判の人物だという。

「週刊現代が発売された翌日、亀山社長が“謎の病欠”をしたんです。理由は腰痛というもの。その日は大事な会議があったにもかかわらずです。ある幹部は『このタイミングで休まれると困るんだよなあ』とぼやいていました。このまま社長交代となれば、『やはり亀山氏は失敗だった』と言われてしまう。数々のヒット作を飛ばしてきた亀山氏のプライドはズタズタです」(フジテレビ関係者)

■新体制で“亀山色”を一掃できるか

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず