視聴率望み薄でも 観月ありさ“フジ日9”ドラマ主演の裏側

公開日: 更新日:

 23日から始まった観月ありさ(40)主演のフジテレビ系連続ドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。観月が演じるのは三度の飯より骨を好むという、常人離れした趣味を持つドS気質のプロ標本士。観月にとっては26年連続のドラマ主演作となる。

 しかしである。

「代表作となりいずれもシリーズ化された『ナースのお仕事』(フジ系)、『斉藤さん』(日本テレビ系)のヒットで、以前は民放キー局からの連ドラ主演のお声がバンバンかかっていた。しかし、ここ数年の主演作は視聴率が低迷続き。昨年の主演作『隠れ菊』はNHK BSプレミアムでの放送で、もはや“記録ありき”の状況になっている」(テレビ関係者)

 今回の放送枠は小雪が主演した前作「大貧乏」の平均視聴率が4.9%と惨敗した日曜午後9時枠。ハナから高視聴率は期待薄なのだが……。

「観月の事務所は以前からフジとのパイプが太く、なかなかキャストが決まらなかった“月9”枠に売り出し中の西内まりやを出演させた結果、案の定、月9史上最低視聴率を記録したが大きな貸しをつくることになった。観月の“日9”枠への起用はそのバーターの意味合いが強い。フジとしては“死に枠”で主演候補がいないところに観月が手を挙げてくれたのはありがたかったはずだし、観月は記録更新につながったため双方にメリットがあった」(ドラマ制作関係者)

 プライベートでは建設関連会社社長の青山光司氏とセレブ婚を果たした観月。自身が持つギネス記録も更新。イバれる話ではないが、視聴率に一喜一憂することはないだけ、気は楽か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮