お笑いと二刀流 “おさる”改めモンキッキーは売れっ子書家

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 1990年代、お笑いコンビ「アニマル梯団」の“おさる”として活躍していたモンキッキー(49)。「すんまそん」「ありがトーマス」などのギャグで茶の間を沸かせた一方、スポーツバラエティー番組「SASUKE」のファイナルステージに挑戦するなど、バツグンの運動神経でも注目された。だが、最近はテレビで見かける機会が少ない。今どうしているのか。

■仕事の比率は「ほぼ10割書家」

 モンキッキーに会ったのは、東京・秋葉原の駅ビルで行われた年始イベントの会場。「(おさるから)改名したらレギュラーが6本から0本になりました!」と自虐ネタで笑いを取りながら、大筆をふるって3メートル大の巨大な白紙に流麗な字を書いている。

 詰めかけた観客からスマートフォンを向けられ、熱視線を浴びるモンキッキーの頭にはうっすらと白髪が交じっているが、羽織からのぞく腕は、以前と変わらず筋肉隆々だ。

 現在、モンキッキーはお笑い芸人に加え、書家「宇都鬼(うっきー)」として二足のわらじで活動中。現在の仕事の比率は「ほぼ10割書家」という。

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