なんでんかんでん店主の川原ひろしさんは味を追求し再挑戦

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■4歳からバイオリンやピアノを学んだ“お坊ちゃま”

 さて、福岡・博多生まれの川原さんは、父が貿易商社社長、祖父の弟がめんたいこの名門「ふくや」創業者、遠戚には往年の大ヒット歌手・本郷直樹という家系。4歳からバイオリン、ピアノ、声楽を学んだ“お坊ちゃま”だ。

 オペラ歌手を目指して上京したが音大受験に失敗し、シャンソン歌手を経て人気漫才コンビ・Wけんじの前座歌手に。それをきっかけに歌謡ショーの司会も引き受けるようになった。

「春日八郎さん、マヒナスターズら大御所や人気歌手ばかり。それが役に立ち、今も司会業が僕の重要な仕事のひとつなんです」

 当時、感じていたのが、「東京には本格的な豚骨ラーメンがない」こと。そこで一念発起。87年7月、都内世田谷区羽根木の環七沿いに「なんでんかんでん」をオープンさせた。

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