鶴瓶やタモリもメロメロ 大物を虜にするあいみょんの魅力

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「半沢直樹」とともに話題になった「私の家政夫ナギサさん」では多部未華子大森南朋が注目されたが、ヒットを支えたのは若い多部の戸惑う心情と重なるような、あいみょんが歌う主題歌「裸の心」だった。紅白歌合戦に民放ドラマの主題歌を歌った歌手が出場することも多いが、今年ならあいみょんだろう。

 このところ、あいみょんに前のめりな芸能界の大物も目につく。8月に「A―Studio+」で共演した笑福亭鶴瓶は今月6日にはニッポン放送「日曜日のそれ」に電話出演してもらうほどメロメロ。タモリは番組であいみょんの意外な一面を引き出し、ニュースになった。昨春あいみょんは「タモリ倶楽部」で官能小説の世界を紹介したが、今月18日、同番組の浮世絵の春画をテーマにした放送では「官能小説と同じくらい春画が好きです」と語ってタモリを喜ばせた。歌川国芳の骸骨も登場する春画を見てコメントした「妖怪になってまでも尽きない、この性欲」はけだし名言か。

 応援団は「喝采」「北酒場」などで知られる作曲家の中村泰士。日刊ゲンダイのインタビューで「スタイルがシンプル。自分が感じていることをストーンと出している。すごい」と称賛した。

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