玉三郎が十月歌舞伎の口上でにじませた19時半開演への思い

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 歌舞伎座が再開して3カ月目。今月は大幹部では、松本白鸚と片岡仁左衛門が再開後、初出演となった。

 第1部は中村芝翫と中村七之助の「京人形」。七之助が美しく、舞踊の途中で、瞬時にキャラクターを入れ替えるのが見どころ。悪くはないが、38分しかなく、これだけで1等8000円(3等3000円)は、高い気がする。

 第2部は白鸚と中村勘九郎の「双蝶々曲輪日記/角力場」。勘九郎が山崎屋与五郎・放駒長吉を演じるのは2度目、歌舞伎座では初となる。白鸚が演じる濡髪は名のある力士で、勘九郎の放駒は売り出し中の若い力士。役者としての格の違いが、役の上での関係と重なり、勘九郎の必死さ・焦りと、白鸚の余裕の差が、うまく出ている。これまで2人は共演機会がほとんどないので、新鮮だ。異常事態での公演ゆえに実現した共演か。

■16年ぶり梶原で底力を見せる仁左衛門

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