「斬られの仙太」分断が進む現代社会 虚無と祈りの群像劇

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 仙太のセリフの底流にある虚無感は、知識人として日本の敗戦を見通しながら戦争に協力せざるを得なかった作者・三好十郎の自省にほかならない。その問いかけは環境問題、ジェンダー、差別などの価値観で社会の分断・対立が進む今の時代にも通じる。

 傾斜のある「八百屋舞台」で伊達が身のこなしも軽やかに立ち回りを演じ、ベテラン・青山が時代の苦悩を背負う甚伍左を好演した。ほかに陽月華、原川浩明、内田健介ら。25日まで、初台・新国立劇場小劇場。

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