『新宿野戦病院』酷評された小池栄子の英語、海外在住者はどう感じる?「下手というより…」

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コクハク

ほぼ英語で話していた第1話

 7月より開始した宮藤官九郎脚本ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)。小池栄子と仲野太賀がW主演を務める本作は、岡部たかしや生田勝久ら演技派の役者が脇を固めることでも注目されている。

 主演の一人である小池栄子もグラビア出身ながら演技の評価は高い。近年では大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK系)が評価され第31回橋田賞を、2012年には第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞している。

 そんな小池栄子の評価が「新宿野戦病院」においては荒れているようだ。その理由が小池栄子演じるヨウコ・ニシ・フリーマンの英語にあるという。

【関連写真】 美脚が眩しい、ワンピース姿の小池栄子

SNSでは「酷すぎて離脱しそう」と酷評

 ヨウコ・ニシ・フリーマンはアメリカで生まれ育ち、13年間軍隊病院で働いていたという役柄だ。いわば「ネイティブ」なはずだが、彼女の英語力を批判する声が多い。

小池栄子の英語がひどすぎて見るのがつらい》
《ネイティブ設定にするなら、それなりの人にしてほしい》
《英語が下手すぎて集中して見れない。離脱しそう》
《塚地の英語のほうが上手に聞こえる》

 など、ネット上には辛辣な言葉が並ぶ。

「新宿野戦病院」はNetflixにて配信されているが、海外在住者にはどう聞こえるのだろうか。英語力について意見を聞いた。

「第二言語としての英語話者という印象」

 話を聞いたのは、オーストラリア在住の日本人Aさん。約15年前にオーストラリアに移住し、現在は外国人男性と結婚。現在は2人の子どもを育てながら現地で暮らしている。

「ネイティブ設定には無理があると感じましたが、私は『英語が下手』とは思えませんでした。確かに発音が平坦だったり、ならなくていい箇所で巻き舌になったりと、ネイティブとは異なる発音に聞こえます。

 日本人は巻き舌にしがちですが、実際はそんなに巻かないんですよね。ただ、それは『下手』というよりも『第二言語としての英語話者』という印象です」

 ネイティブと、第二言語としての英語話者との違いとは?

そもそも「英語が下手」ってどういうこと?

「母国語の発生発音に引っ張られている英語話者、ということです。日本で生まれ幼少期でアメリカに渡ったという設定の方が説得力が増したのではと。

 また、医療系の単語はとても難しく慣れている人でも苦戦するものが多い。そんななか、よく膨大なセリフを話せているなと感心しました」

 AさんはSNSに溢れる英語力への批判に疑問を感じるという。

「そもそも『英語が下手』って何? というのが率直な感想です。特に私が住むオーストラリアは移民大国なので、さまざまな人種が存在します。例えば、インド訛りや中東訛りの聞き取りにくい言葉で話す人もいますが、みんな堂々としゃべりますし、誰も気にしません。通じればいいんです。

 いろんな母国語に引っ張られた英語を話す人がたくさんいるので、なぜ上手とか下手とかジャッジする必要があるの? と。人の英語を笑うな、です」

 自分が話せない英語についてとやかく言うのは、島国で育った日本人の良くないところかもしれない。

 小池栄子演じるヨウコの英語は《わざと演じているのでは》《設定自体が嘘なのかも》という指摘もある。今後はどう展開していくのか。

(コクハク編集部)

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