百田尚樹代表《終わったら全部言う!》宣言 日本保守党3議席獲得で飯山陽氏との“暗闘”どうなる?

公開日: 更新日:

 ベストセラー作家の百田尚樹氏(68)らが昨年10月に立ち上げた政治団体「日本保守党」が10月27日投開票の衆院選で3議席を獲得した。

 前名古屋市長で共同代表の河村たかし氏(75)が愛知1区ですぐに当選を決めたほか、比例東海ブロックで元愛知県議の竹上裕子氏(64)、比例近畿ブロックで福井県立大名誉教授の島田洋一氏(67)が当選。比例東京ブロックの有本香事務総長(62)、比例近畿ブロック3位で同党代表を務める百田氏は落選した。

 今回、議席数以上に日本保守党に投票した有権者の注目を集めていたのが、公示日の10月15日に百田氏がXに投稿した《★拡散希望★ 彼女の動画の切り抜きがいろいろ目に入ってくる。切り抜きとは言いながら、呆れるほどのウソをついている。選挙期間中なのでいちいち調べる気もしないが、選挙が終わったら、これまで武士の情けで言わなかったこと、ずっと言わないでおこうと思っていたことを、全部言うことにする。皆、びっくりすると思う》というポスト。

 “彼女”とは、今年4月の衆院東京15区補欠選挙に同党から出馬した飯山陽氏(48)のこと。8日に発表された同党の比例名簿登載者に名前がなかったことなどから、飯山氏は自身のYouTubeで「何も話は聞いておりません」「東京15区の補選、すごく頑張ったんですけど、まあふさわしくないということなんですよきっと」と怒りをぶちまけた。飯山氏は『ハマス・パレスチナ・イスラエル メディアが隠す事実』(扶桑社新書)などの著書があるイスラム思想研究者でもある。『永遠の0』などベストセラーがある有名作家の百田氏との“文化人対決”がSNSで注目を集めていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  4. 4

    BoA、五木ひろし、さだまさし、及川光博…「体調不良で公演中止」が相次ぐ背景

  5. 5

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  1. 6

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 7

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 8

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 9

    兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界