目黒蓮、ドラマ出演で8人体制に…ファン複雑でも揺るがないSnow Manの“結束力”と海外進出への夢
目黒蓮が「SHOGUN 将軍」に出演決定
11月18日、Snow Man・目黒蓮さん(28)が、ディズニープラスのドラマ「SHOGUN 将軍」シーズン2に出演することが発表されました。
ドラマの撮影は2026年1月よりカナダ・バンクーバーで開始され、その期間中はSnow Manは1人少ない8人で活動を継続。グループは現在、同月までの5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」を敢行中で、これ以降、目黒さんはドラマに専念するようです。
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「SHOGUN 将軍」は米国の第76回エミー賞で史上最多の18部門を制しており、そのシーズ2に向けオーディションで目黒さんが役を勝ち取ったことは快挙と言える出来事です。目黒さんの出演報告動画では、メンバー全員がそれを心から祝福し、背中を押しています。
ただ、ファンの胸中は複雑なようです。目黒さんファンの中でも、大役を務めることに歓喜する人と、来年何ヶ月もアイドルとしての目黒さんが見られなくなることを残念に思う人がいる模様。
また、Snow Manの他メンバーのファンも、メンバー同様に目黒さんを快く送り出したいという人がいる一方で、目黒さんが長期に渡り俳優業を優先させることに不満を抱く人もいるようです。
海外進出を目標としてきたSnow Man
しかし、Snow Manはデビューの2020年から海外進出を目標に掲げてきました。同年、アジアツアーを開催予定でしたがコロナ禍で実現せず。
それでも、メンバーが個々に世界的ブランドのアンバサダーを務めたり、ラウールさん(22)がモデルとしてパリやミラノでランウェイを歩いたり、タイ生まれの向井康二さん(31)が同国でドラマ出演するなど、着々と世界で場数を踏んできました。
目黒さんを含め、こうした海外挑戦の源には、単に個人として羽ばたきたいという思い以上に、Snow Manを世界に広めたいという希望があるようです。それはSnow Man9人の結束力があってこそで、チームとしての強さや温かさを感じさせられます。
過去には海外進出で脱退・退所したケースも
こうしたSnow Manの柔軟さについて、先輩グループのファンからは嫉妬や羨望の声まで聞こえてきます。これまでいくつかのグループで、メンバーが海外挑戦や俳優業など国内でのアイドル業以外に専念するために、脱退したり事務所を退所するという出来事がありました。
古くは海外志向の強かった元KAT-TUNの赤西仁さん(41)、元NEWSの山下智久(40)がそれぞれグループを脱退・退所しソロに。また、平野紫耀さん(28)、神宮寺勇太さん(28)、岸優太さん(30)も海外への想いを胸にKing & Princeを脱退・退所し、現在はNumber_iとしてアーティスト業に邁進中です。
そして今回の目黒さんの発表に最も反応を示しているのはHey! Say! JUMPファンです。岡本圭人さん(32)は、2年間の留学中にグループを休業し、そのまま脱退。中島裕翔さん(32)もグループを卒業し、ソロになりました。2人とも俳優業を中心とする中で、グループを辞めたものの事務所には残っています。
こうしたグループのファンは、Snow Manの目黒さんのケースのように対応出来なかったのかと疑問を抱いているようです。
長期離脱してもグループに戻ることを前提に出来るのは、その時々の事務所の意向や、グループの状況にもよりますが、何より本人のグループやアイドル業への愛着があるかどうかも重要な要素でしょう。
目黒の決断に称賛の声
その意味で、目黒さんの決断はそうした先輩グループのファンから称賛を受けています。
一つ懸念点があるとすれば、目黒さんの体調面です。2024年8月には月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)撮影中に体調不良で療養。今年8月にも体調不良で冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」(TBS系)を欠席しました。いずれも多忙スケジュールの中、起こったことです。
来年2月公開予定の映画「ほどなく、お別れです」の完成報告会では、目黒さんとW主演を務める浜辺美波さん(25)が、目黒さんについて「思ってた50倍は忙しい」と表現しています。浜辺さんによると、目黒さんは深夜までダンスの振り入れをしていたり、何度かヨーロッパから帰って来る日もあったそう。
海外での長期撮影で物理的にグループ活動との並行が不可能なため、今回は俳優業に専念することになった目黒さん。
しばらく日本を留守にし、ファンは寂しい思いをするかもしれませんが、作品が完成しグループに復帰した際には、一回りも二回りも成長した目黒さんやSnow Manが見られるよう期待しています。
(こじらぶ/ライター)


















