裁判を抱えていた萩原聖人と和久井映見の電撃結婚
ー1995年11月ー
数々の映画賞を受賞するなど演技派としても知られる萩原聖人。95年、ドラマ「夏子の酒」(フジテレビ)で共演した和久井映見と電撃婚して話題になった。
当時、萩原は93年に起きた暴行疑惑事件の裁判を抱えていた。この事件は93年12月。神奈川・中央林間駅に車を止めていた男性が4人グループに暴行を受け、車を壊されたことに始まる。翌年10月、この男性はグループの中に萩原がいたとして民事訴訟を起こした。萩原は事件当夜、女性と別の場所にいたとアリバイを主張したが、「相手に迷惑をかけたくないから」と女性の名前を明らかにせず、裁判は長期間にわたって続いた。
翌95年11月7日、フジのワイドショーで萩原と和久井の電撃結婚会見が行われた。入籍の事実は直前まで極秘で、萩原の祖父が報告を受けたのも発表前日。あまりにも突然の入籍に周囲も「祝福しようにもどう言っていいもんだか、困っている」という状態だった。