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中条きよし “隠し子騒動”めぐる泥仕合と4回の結婚

ー1977年7月ー

 端正な顔立ちで女性に絶大な人気を誇っていた中条きよし(当時31)に突然、隠し子騒動が持ち上がったのは7月中旬のことだった。大阪出身の元女優Y(同29)が「中条の子を産んだ」とマスコミに訴え出たのだ。

 彼女によると、事情はこうだ。共通の知人である女性タレントの紹介で交際が始まり、半同棲の末、妊娠。中条は堕(お)ろしてくれと言ったが、すでに4カ月が過ぎ、産むことを決意。中条の意向で大阪に帰り、マンションに身を隠し、1975年11月に女の子を出産した。76年3月以降、中条から毎月20万円の仕送りがあったが、同年12月いっぱいで打ち切られ、生活にも困るようになった。

 これを中条側は真っ向から否定。1度だけ関係を持ったが、Yが「今日は大丈夫」と言ったから事に及んだという。仕送りについても、Yが子どもを抱え、仕事に出られないと泣きついてきたためと主張。同情から渡したのであり、自分の子だと認めたからではないというのだ。

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