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わかやま紀州館で見つけた “クジラつながり”の酒とツマミ

 晩酌の友をアンテナショップで探す――新連載の初回は和歌山県の「わかやま紀州館」(有楽町)を訪ねた。

 和歌山は酒蔵が16蔵と少なめだが、マンガ「もやしもん」で紹介された「龍神丸」や、首都圏でも根強い人気の「黒牛」など、知る人ぞ知る銘酒が多い。もともと金山寺味噌や湯浅醤油など発酵文化が栄えた土地柄。同じ発酵食品の日本酒のポテンシャルは高いのだ。

 サブマネジャーの川舩暢さんのおすすめは、新宮市・尾崎酒造の「鯨えびす」。熊野川沿いに酒蔵があり、その川が運んでくる冷気や伏流水を酒造りに生かす。酒名は熊野地方が発祥の古式捕鯨にちなむ。かつて“一頭で七浦うるおう”といわれたクジラは「エビスさん」と呼ばれていた。

 ならばつまみもクジラがいい。角煮や手羽の刺し身もあるが、ここは手軽にクジラ肉ソーセージを選択。ミンククジラ肉15%入りである。帰ってさっそくカップ酒のフタを開けると、甘酸っぱい香りが鼻をくすぐった。口に含んでみると、甘めではあるがキレがある良い酒だとわかる。

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